エレボスは瞑想に一区切りを付けると、部屋から外に出て探し物をしていた。
玄関から出た所でレイアと出会う。

厨房の外に積まれてる束を示して教えてくれる。

積まれている薪の側には、まだ割られる前の木もあった。

手ごろな木を拾う。
部屋に戻り、エレボスは作業に取り掛かった。

夕食後、昨晩依頼した情報の件で盗賊ギルドに向かうエデン。

酒場内には、主人の老男性と給仕の娘だけが居た。

調査結果は、"バスクはその晩、確かに弟の見舞いに戻っていた"というもの。
調査料の追加請求はない。

エデンは続けてルエナ家に向かった。

白ユリ亭に行くと、毎度ながらテレサが声を掛けて来た。
エレイラの姿も小舞台に見える。

硬い表情で、カウンターに座る。

何度か飲んだ果実酒を、テレサは出してくる。

素っ気無い言葉を返す。

ルエナ家を訪れて、ミディに面会を求めるエデン。

通してもらえます。
簡単なボディチェックをされ、武器・荷物は預かられます。

応接室に案内されると、すぐに白いワンピース姿のミディが来た。

エデンにソファーに座るように勧め、その後でミディも腰を降ろします。

そう言って黙る。

エデンは応接室を出た。

玄関に向かっていると、ケイトと出会う。

湯気の立つポット、そしてケーキを載せたトレイを持っていた。

トレイを廊下の適当な所に置き、送ってくれた。
荷物も最後に返される。

エデンは砦に戻る事にした。

エレイラが舞台に上がった。

歌が始まる。
バラード調の歌で、曲の旋律は物悲しい感じ。
事故で声を失った歌姫の人生を、喜怒哀楽のエピソードを繋げて聞かせる歌詞で、長い詩であった。

歌は最後に、歌姫が声を取り戻してハッピーエンドとなる。


歌い終わり、昨晩の様におひねりを集めて廻り始めるエレイラ。
ヴェアもポケットに手を入れ、掴んだ4ガメルを出す。

おひねりを集めた後、エレイラは舞台の側に戻り、別の雇われ歌姫らしい娘と話をする。
そしてその後でカウンターに戻り、少し離れた席で水を飲み始めた。

ゆっくりと席を立ち、その隣に行くヴェア。

さらっと言う。

エレイラは頷いた。

休憩後、舞台に上がって。