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SW-PBM Scenario#150 Three? materials |
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| オラン〜トールクーベ |
翌朝。銀の網亭で集合した冒険者たちとホェルンは、4頭立ての立派な馬車に乗ってトールクーベの町へ出発。
ホェルンの荷物がたくさん積まれていたため快適な車中とは言いがたかったが、道中大きなトラブルもなく(?)無事目的地へと到着した。
オランを出発してから、4日目の朝であった。
| ■ミァ |
| ふっ。何事もなかったのもミーのおかげでスネー(・▽・) |
言うのはタダだ。
| ■キルリック To:ミァ |
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確かに、幸運のお守りみたいな雰囲気はありますよね。 これからも、バリバリ働いてパーティを災厄から守ってくださいね(笑) |
| ■ミァ To:キルリック |
| ・・・・・・・・・え゛。(=△=) |
| ■リュント To:ミァ |
| そうだぞ〜、ちゃんとみんなの為に働くんだぞ! |
| ■ミァ To:リュント |
| ・・・・・・・・・え゛。(=△=) |
しばらく考え込む仕草。
| ■ミァ To:キルリック&リュント |
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・・・・・えーと。 前言撤回で!(;>▽<)b |
ミァはむっちゃ爽やかな笑顔を浮べて、誤魔化しを試みた!
| ■キルリック To:ミァ |
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遠慮はいりませんよ! これからも、しっかり働いてください。 |
キルリックも『あきらめなさい』と言わんばかりの笑顔で微笑み返した!!
| ■ミァ To:キルリック |
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・・・・・(^▽^) ・・・・・・・・・・・・・・・・(^▽^; ・・・・・・・・・・・。 うわーーん! キーちゃんの馬鹿ー!! |
ミァ、敗北。
町の門の前。ホェルンと門番があいさつを交わす。
| ■ホェルン To:門番 |
| どうも、戻ってきました。 |
| ■門番(中年男性) To:ホェルン |
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お帰り、ホェルン。 おや、大勢の客人を連れてるんだね。 |
にこやかに冒険者たちに会釈。
冒険者を見るのは珍しいことではないらしい。
| ■キルリック To:門番 |
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ご苦労様です。 しばらくの間、滞在して頻繁に出入りする事になるかもしれませんので、どうぞ、よろしくお願いします。 |
| ■門番 To:キルリック |
| これはどうもご丁寧に。どうぞゆっくり滞在なさってください。 |
外から眺める町の様子。たしかに丘陵地帯に立っている。
門は南。北側を見ると、家々が丘にそって段になって見え、やがてそれが畑に変わっている。
一番北側にひときわ大きな屋敷が見える。あれが領主の館なのだろう。
門の近くには、古びた塔も見えた。
| ■キルリック To:ホェルン |
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(大きな屋敷を指差し)あれが領主の館ですか? それから、そこの塔は何ですか? |
| ■ホェルン To:キルリック |
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あの丘の上にあるのが、領主様の館です。 塔は……見張りの塔です。あそこから衛視の方が町全体を監視してくれてます。 |
| ■ミァ To:ホェルン |
| あんな塔の上に登ったら、さぞかし見晴らし良くて気持ちいーでしょうネー(^▽^) |
| ■ホェルン To:ミァ |
| あ…あの、一般のひとは立ち入り禁止です…(汗) |
釘を刺してみた。
| ■ミァ To:ホェルン |
| ふっ。ミーたちは「一般のひと」じゃなくて「冒険者」ですシー(=▽=)ノ |
詭弁だった。
| ■リュント To:ホェルン&ミァ |
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立入禁止なんて俺らにとっては入ってくれって言っているようなもんだよな〜(笑) その頂上から飛び降りてみたら、更に気持ち良いかも知れないぞ〜〜(笑) |
自殺の勧めじゃありません。
| ■キルリック To:リュント |
| あぁ、でも無邪気に、空を飛びそうですけどね(笑) |
イメージ先行。
| ■リュント To:キルリック |
| あ〜〜、想像がついてしまう自分が許せない(笑) |
| ■リュント To:ホェルン |
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やっと着いたか〜〜? それにしてもこの荷物は何なんだ? この馬車は行者ようの馬車か?? |
| ■ホェルン To:リュント |
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荷物は、オランで買いだした薬の材料とか、取引伝票とかです。 狭くてすいません…(汗) これでも冒険者の方をお連れするので、大きいのを借りたつもりなんですよぅ。 |
| ■ミァ To:ホェルン |
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んに? 謝ることないでスヨー。 4頭立ての馬車なんてかっくいー感じでしたシー(^▽^) |
| ■ミリスレスカ To:ミァ>ホェルン |
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そうですよね♪ それに、早いけれど辛い馬車より、こっちのほうが嬉しいですもん♪ ありがとうございます、ホェルンさん♪ |
| ■ホェルン To:ミァ&ミリスレスカ |
| あはは、それならよかったです。(にっこり) |
| ■リュント To:ホェルン |
| ま〜、徒歩で来るよりかは遥にましだったしな。 |
| ■キルリック To:リュント&ホェルン |
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やっぱり、リュントはホェルンを困らせて遊んでいますねぇ。 何か、こう、弟をかわいがる兄の様な態度ですねぇ(笑) |
| ■ミァ To:キルリック |
| リューちゃんも兄貴ぶりたいお・年・頃なのでスヨー、きっと(=▽=) |
30歳にはとても見えない(ぉ
| ■リュント To:ミァ |
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兄貴じゃない! 人生の先輩として・・・(あーだこーだ) |
長くなるのでスルーを
| ■ミァ To:リュント |
| リューちゃん、話が長いのは年取った証拠でスヨー(ぽそり) |
| ■キルリック To:ミァ&リュント |
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はっはっは、これは、リュントが一本取られましたね。 (間接的に、私にも言われている気が・・・(^^;) |
| ■リュント To:ミァ&キルリック |
| 俺はまだまだ若いモンにはまけないんだぁ! |
そんな事いうこと自体がオヤジ化しているのに・・・
| トールクーベ |
馬車に揺られて町に入ると、ちょうど市が開かれている様子。
いくつもの露天が広場や通路をなめるように開かれており、お目当ての商品を買い求めようと行き交う人々でにぎわっていた。
| ■リュント To:ホェルン |
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意外と賑わっているんだな? いつもこんな感じか? |
| ■ホェルン To:リュント |
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今はちょうど、隊商が滞在しているので…… それに合わせて市を開いたりするんですよね。 普段はもうちょっと落ち着いてますね。 |
| ■リュント To:ホェルン |
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隊商ね〜 そんなに頻繁に来るもんなのか? 隊商が寄るのか?来るのか?? |
| ■ホェルン To:リュント |
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ん〜、1カ月に1回くらいです。 基本的には寄るだけですが、トールクーベでも商売をしていくので。 |
| ■リュント To:ホェルン |
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なら偶然なんだな。 何事かあるのかと思ったけど・・・ |
| ■アリエラ To:ホェルン |
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そうなんですか〜。 市に珍しい食べものとかって売ってるんですか? |
| ■ミァ To:アリエラ&ホェルン |
| Σ (耳ぴく!) |
珍しい食べものという言葉に対し、即座に反応。
| ■ホェルン To:アリエラ |
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ん〜、たまにありえない大きさのスイカとか、ありえない形のかぼちゃとかを見ることはありますね。 あとは、トーベルクーベルっていうパンも人気です。 甘くてもちもちしてて、美味しいんですよ〜。 |
| ■キルリック To:ミァ |
| ミァ、食べに行くのは後ですからね。 |
| ■ミァ To:キルリック |
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えええー!!!(ガガーン) だ、だってだって! ホェルンっちが言うパンとか、もうめっちゃめちゃ美味しそうですのニー(>x<) いっそおやつとしてミーがひとっ走り買ってきたい勢いでスヨー! |
もう今にも走り出しそうな勢い。
| ■キルリック To:ミァ |
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ひとっ走りして、町中の名物という名物を食べ尽くし。 挙句の果てに当初の目的を忘れて、観光を満喫し。 その後、ふとしたきっかけで依頼の話を思い出してここまで手ぶらで帰ってくる。 そんな姿が目に浮かぶので、駄目です! |
| ■ミァ To:キルリック |
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なんですと!?Σ( ̄□ ̄; うわーん! キーちゃんのいけずー! |
| ■アリエラ To:キルリック&ALL |
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あ、キルリックさん、それちょっと違いますよ…。 ミァちゃんが手ぶらで帰ってくるはずありません。 両手一杯にオヤツを買い込んでくるはずです。 |
きっぱり。
| ■キルリック To:アリエラ |
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確かに、リエラの言うとおりですね・・・ ただし、両手ではなく、最大でも片手いっぱいが限度じゃないですか? ミァが両手いっぱいにオヤツを持っていても、ここに来るまでに半分は食べきりますよ、きっと。 |
もぅ、真剣なんだか、不真面目なんだか・・・
| ■リュント To:アリエラ&ホェルン |
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みんななんて的確な想像力を持っているんだ(笑) って、みんなが想像が付くくらいなんだ! ここで食い物の話はご法度だって判るだろう!? ミァの集中力がそれちまう。 |
| ■ホェルン To:リュント |
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す、すいませんっ!! ……て、僕のせいなんですか。(汗) |
| ■リュント To:ホェルン |
| 取り敢えず謝っておけば事が済むんだよ! |
そんなもんか?
| ■キルリック To:ホェルン |
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隊商は、いつも、どのくらい滞在しているのですか? 要は、彼らがいつまでこの街に滞在しているのか、知っておきたいだけなのですが。 |
| ■ホェルン To:キルリック |
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隊商によってまちまちなので…… 今滞在している隊商は2週間くらい前に来てましたから、そろそろ出発するのかもしれませんね。 |
| ■リュント To:独り言 |
| どんな感じか見てみたいな・・・ |
町のつくりは整備されているとは言いがたく、好き勝手な方向に立てられた家々が目立つ。町に詳しくなければ簡単に迷ってしまいそうだ。
どこからかいい匂いも漂ってくる。焼きたてパンの香ばしい匂い。
| ■ミァ To:独り言 |
| ああっ! パンのすてっきーな匂いがミーを誘うのでスー(ふらふら) |
| ■リュント To:ミァ&ホェルン |
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待て!仕事の話が済んでからだ!! それでこの街並みは特徴か? まるで戦場地に作られた村のようだな〜? |
| ■ホェルン To:リュント |
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なんでも町ができた頃は、まだ古代王国時代の残骸があちこちにあったらしくて。 それを避けるように家々を建てた結果がこれだそうです。 今ではほとんど残骸はないので、整備しようという動きももあるらしいんですが、なんだか…、進まないんですよねぇ。 |
| ■アリエラ To:ホェルン |
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う〜ん、後で調査で歩き回るときに、迷子になっちゃいそうですね〜。 簡単な地図とかって、書いてもらうことはできますか? |
| ■ミァ To:アリエラ |
| ミーにしてみれば、町中がおっきな迷路みたいで楽しいですけどネー(>▽<)b |
| ■キルリック To:アリエラ&ホェルン&ALL |
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私も確実に迷いそうです。 地図に、指標となるポイントとかも書き足して欲しいですね。 |
| ■ミリスレスカ To:キルリック |
| キルリックさん、それ賛成です…ボク、もうどうやって帰ったらいいのか、わからないですよぉ…。 |
| ■ホェルン To:ALL |
| そうですね〜、じゃあ簡単なものならあとで書きましょうか。 |
| ■キルリック To:ホェルン&ALL |
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えぇ、是非お願いします。 しかし、やはり実地の情報は欲しいですよね・・・いっそうの事、ミァに思う存分、迷路を楽しんでもらって、情報収集するのも手ですかねぇ。 ・・・・ミァとリュントの情報収集合戦。(ぼそっ) |
| ■ミァ To:キルリック |
| ミー、行くでスカー? 行くでスカー?(わっくわく) |
| ■リュント To:ミァ&ホェルン |
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ま・だ・だ! ちなみに街の大きさはどれくらいあるんだ? |
| ■ホェルン To:リュント |
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どれくらい……う〜ん、正確にはなんとも。 南の門から領主様のお屋敷までが、ちょうど町の端から端、という感じですが、歩くと3時間くらいかかりますよ。 先生が用事で行く時なんかは、馬車で行きますけどね。 |
| ■リュント To:ホェルン |
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そんなにでかいのか!? 俺は街一周が一時間程度の規模だと思っていたよ。 そこそこの大きさがあるんだな〜 |
| ■ホェルン To:リュント |
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まぁ、北側は丘はほとんど農耕地帯ですけどね。 町中だけなら、ぐるっと回って1時間くらいと思いますよ〜。 |
| ■リュント To:ホェルン |
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大半が農耕地帯って訳だな。 市街地はそんなに広くないな。 |
| トールクーベ・イェズニカ薬舗 |
| ■ホェルン To:ALL |
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さぁ、着きました。長旅お疲れさまでした。 荷物をおろすので、ちょっと待っててくださいね。 |
馬車が停められたのは、市からだいぶ離れた閑静な住宅地だった。
れんが造りで三角屋根の建物には、「イェズニカ薬舗」と書かれた看板が掲げられていた。
二階の屋根からは煙突が飛び出しており、色とりどりの煙が揺らめいている。
| ■キルリック To:独り言 |
| 何を燃やすと、ああいう色が出るんでしょう・・・? |
入口のほうを見ると、ドアの前には一本の止まり木があり、一羽のまっくろな鳥がとまっていた。
くちばしが黄色く、目の下がくまどりのように赤い。
鳥はぴくっと冒険者たちのほうを振り向くと、甲高い声で鳴いた。
| ■まっくろな鳥 To:ぼうけんしゃたち |
| カエレ! カエレ! |
| ■リュント To:ALL |
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キュウカンチョウだぜ〜 俺初めて見たぞ。 しかも帰れだってよ! |
| ■まっくろな鳥 To:ぼうけんしゃたち |
| ダッテヨ! ダッテヨ!(きしゃー) |
羽根を広げて威嚇している。
| ■アリエラ To:ALL |
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私もはじめてみました〜。これがキュウカンチョウ…。 でも、なんだか、怒ってません? |
| ■ミァ To:アリエラ、リュント |
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キューカン? それってなんでスカー?(きょと) |
| ■リュント To:ミァ |
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生意気にも人間の言葉をしゃべる事が出来る鳥だよ。 但し、仕込んでやらないといけないけどな。 |
| ■ミリスレスカ To:ミァ&ALL |
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この子、「アレクラストアカネキュウカンチョウ」ですね。学院で、寮長さんが飼ってました〜。 ものまねが得意なんですよ? でも、珍しい鳥なんですよね〜。 |
| ■ミァ To:リュント&ミリスレスカ |
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んににー。そんなのがいるんでスネー。 ミー、初めて知りまシター。 |
| ■アリエラ To:まっくろな鳥 |
| こんにちは。 |
とりあえず挨拶をしてみる。
| ■まっくろな鳥 To:ぼうけんしゃたち |
| コニチワ、コニチワ。 |
おだやかになった。
| ■ミリスレスカ To:まっくろな鳥 |
| こんにちは、とりさん♪ ごきげん、いかがですかぁ? |
ちょっと身をかがめながら、にっこりと微笑んで小首をかしげてみせる。
| ■まっくろな鳥 To:ぼうけんしゃたち |
| ゴキゲン? ゴキゲン?(首かしげ) |
何やら混乱している。
| ■ミァ To:まっくろな鳥 |
| あんたさんは何者でスカー!(`・ω・´) |
とりあえずびしっと指差してみる。
| ■まっくろな鳥 To:ぼうけんしゃたち |
| スカー! スカー!(きしゃぁ) |
再び威嚇。
| ■キルリック To:ALL |
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しゃべる黒い鳥ですか・・・変な気分ですねぇ。 ちなみに、彼(黒い鳥)は言葉を理解するんですか? |
| ■リュント To:キルリック |
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いや、理解していないだろう。 人間が話した言葉を真似ているだけだろうな。 |
| ■キルリック To:リュント |
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そうですか、ちょっと残念ですね。 でも、ただ、真似をしているだけでも、やっぱり不思議な感じですね。 |
| ■男性の声 To:? |
| こらぁっ!!! |
突然、大声とともにドアが開け放たれ、黒髪の男性が飛び出してきた。
エプロン+おたま、という装備。
| ■ミリィ |
| えっ、えええっ?! |
| ■リュント To:独り言 |
| な・なんだ!?どうした!! |
| ■黒髪の男性 To:冒険者たち |
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……おや? トンマーゾじゃなかったんですか。 失礼しました。セヤが威嚇していたようなのでつい。 |
にこやかに微笑みながらキュウカンチョウ(セヤ?)の頭をなでなで。
セヤはおとなしくなった。
| ■黒髪の男性 To:冒険者たち |
| で、どちらさま? |
| ■リュント To:黒髪の男性 |
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俺らはあっちにいる少年に雇われた冒険者だよ。 あんたは? |
| ■セルフィド To:冒険者たち |
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ああ……なるほど、そうでしたか。 私はセルフィドと申します。依頼人です。しがない薬師をやっています。 遠いところをありがとうございます。 |
うやうやしく一礼。
| ■キルリック To:セルフィド |
| ご丁寧に、どうも。 |
同じく、一礼。
| ■セルフィド To:冒険者たち |
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ささ、どうぞ入ってください。 あ、ホェルンはほっといていいですから。そのうち気づくと思うので。 |
にこやかにそう言うと一行を中へと促した。
ホェルンは……まだ馬車の中で荷物と格闘していた。
| ■リュント To:セルフィド |
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いつもあんな感じでホェルンは間が悪いんだな(笑) んじゃ遠慮なく入らせてもらうとするか。 |
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GM:ともまり | |