一行は2階へ移動した。
ドアは半開きになっている。中から声が聞こえてくる。

恐れをなしたか、足が止まる。

そう言いつつも、なぜか扉を開けようとはしないウォルフ(含笑)

そういうと、半開きのドアを開いて中の様子を覗いた。

セイルを盾に突入（ｗ

セイルがドアを開けた瞬間、何かが飛んで来た。
ぴとっとセイルの顔に張り付く。

顔面に『湿ったやわらかいねとねとした生物的感触』を受けたセイルは、悲鳴を上げて反射的にそれを引き剥がし、あらぬ方へ投げ捨てた。

「それ」はきれいな放物線を描きながら、壁にべちんと当たる。

ひょいと首を出し、

何が起きているのか、確認しようとしているウォルフ。

なぜかマシューが弾かれるよーに仰け反って倒れた。

一同に向かって…のつもりなのだろうが、あさっての方向へ手を振り振り。顔がほんのり赤かった。
テーブルの上には、すでに空のカンナヴァーロが、4本。
そして未だに手つかずの瓶も、3本。チーズや野菜スティックなどのおつまみ。

顔を押さえてひょろりと立ち上がる。

言葉が妙にとげとげしいのは、絶対に気のせいではない。

とかほがらかに言いながら、セイルと、距離を取る。（警戒）

カエルの足をつまみあげて、皆に見せてくれた。

今度はマーキュリーの肩にぴょこん、と飛び乗った。

バランスを崩し、へなっとウォルフにしなだれかかるリーヴル。
腕の中に飛び込んでくる柔らかい感触。

ウォルフは、普段の冷静さがすっとんでしまったようで‥‥。キリキリ舞いさせられてます(笑)

すりすり（笑）

何か視線が冷たい（爆）

ウォルフを無視してスタスタと部屋の中に入っていくマヨカカ。

ホントにそれだけですませていいのか、リールォンよ。

ウォルフは未練がましくマヨカカを見ている(笑)

眼を閉じ、右手で聖印を握りしめ、左手をリーヴルに掲げる。白く優しげな光がリールォンの左手から放たれ、リーヴルを優しく包む。

目をぱちぱちさせながら、ウォルフを見上げている（笑）

腕の中のリーヴルに目を遣りつつ、一人つぶやくウォルフ。
そこへ後ろから足音が。

両手いっぱいに飲み物を持ったおかみ。
階段を一気に上って、混雑している廊下に差し掛かかりバランスを崩した。
スローモーションのように落ちるワインボトルと、グラス2つ。

シジリカはとっさにワインボトルをウィップで拾い上げる。
しかし、無謀にもグラスの下に伸ばした足は全く届いていない（笑
誰もがグラスの割れる音を覚悟したその時。

「酒を粗末にする者は酒豪にあらず」
その「口伝」が頭に浮かぶと同時に、二つのグラスを受け止めようとするウォルフ。
みごと手の中にすっぽりと収まった。

ウォルフがグラスを確保するためにリーヴルから離れたあと、
そのまま倒れようとするリーヴルの体をカーガッドは受け止めた。

と、これ幸いとばかりに個室の中へと飛び込んでいくウォルフ。
手の中のワインはいささかも揺れていない。

そう言って、リーヴルをしっかり立たせようとする。

しっかり立つが、カーガッドの腕をきゅっと掴んだまま顔を見つめている（笑）
助けてくれたことに、猛烈に感激しているのかも？

誤解したまま部屋の中に入っていくおかみ（笑）

何だかとても嬉しそうだ（笑）
カーガッドは、リーヴルに腕を捕まれたまま、個室内にエスコートするように歩いていった。