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SW-PBM Scenario#142 6ガメルのルーシア |
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| 試練の部屋 |
一行が注意深く部屋を探っていると、ふいにシルフのレリーフがぼんやりと白く光り出した。
すきま風すらなかった部屋に──突然一陣の風が舞い、セイル、シジリカ、マヨカカ、そしてカルロに襲いかかる!
| ■シジリカ |
| んぎゃ、罠か(><) |
| ■セイルディア |
| え?こ、これは一体…?! |
| ■マヨカカ |
| わぁ! 何!? |
| ■カルロ |
| えっ? |
| ■リールォン To:カルロ |
| カルロくん! |
吹き飛ばされそうになるカルロへと手を伸ばすが、触れることもなくリールォンの腕から彼の体はすり抜けてゆく!
| ■カーガッド To:カルロ |
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カルロ君、危ない! |
カーガッドは風に飛ばされそうになったカルロの体をとっさに受け止めた。
カルロもわけがわからないながらも、必死にしがみつく。
| ■リールォン To:カーガッド |
| ナイスフォローです、カーガッドさん! |
| ■マーキュリー To:マヨカカ |
| マヨカカっ!! |
マーキュリーも咄嗟にマヨカカを掴もうと手を伸ばすが一瞬遅く間に合わない。
シルフの風に取り込まれた3人は、身動きを取ることもできず、それぞれ部屋の端まで吹き飛ばされた。シジリカは東側へ飛ばされ、ウォルフの足下に勢い良く転がる。
| ■シジリカ To:ALL |
| うわぅわぅわぅ・・・み、みんなごめん〜 |
| ■ウォルフ To:シジリカ |
| 大丈夫ですか、シズさん! |
勢い良く転がりこんできたシジリカに声をかけるウォルフ。
セイルとマヨカカは西側へ。吹き飛ばされた勢いのままに壁に体を打ち付けた。
マヨカカはランタンをかばい、なんとか落とさずにすんだ。
| ■マヨカカ To:セイルディア |
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…いってて…何だよ、この扱いは〜! セイル、だいじょぶ? |
| ■セイルディア To:マヨカカ |
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…っ……ええ、なんとか。 幸い、怪我などはしていないようです。 それにしても今のは……えっ? |
仲間が駆け寄る暇もなく、ウンディーネのレリーフが青く光り出す。
部屋のやや西よりの空中から突然水がほとばしり始め、それはあっという間に分厚い水の壁となって部屋を分断した。
| ■マヨカカ To:ALL |
| な…、なにこれ!? |
| ■セイルディア To:マヨカカ、ALL |
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これは……スピリットウォール……! 触らないで下さいね、マヨカカ。危険ですわ。 ……扉より手前側に壁が出来たということは、私たちはこの壁に閉じ込められてしまったようですわね。 先ほどの風は、このためのもの………でも、何故、私たちだけ? |
| ■マヨカカ To:セイルディア |
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閉じ込められた…か。うーん。 触っちゃまずいの? こんなの、ただの水の壁でしょ? 思いっきり飛び込めば、突っ切れるんじゃない? |
と言って壁に鼻先を近づける(笑)
| ■セイルディア To:マヨカカ |
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だっだめですわ!(汗) この壁の中には、ウンディーネがいますのよ。 通過に失敗すれば、捕らわれて閉じ込められてしまいますわ! |
マヨカカの背中を慌てて壁際へ引っ張る(笑)
| ■マヨカカ To:セイルディア |
| え、そ、そうなの? |
| ■ウォルフ |
| なっ!?ウンディーネの壁! |
突然の出来事に驚くウォルフ。
| ■ウォルフ |
| ひょっとして、さっきの小さな青い宝石が関係しているのか! |
| ■マーキュリー To:マヨカカ、セイル |
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二人とも無事!? 気を付けて、分断したあとに敵が出てくるなんて、すごく有り得そうだから。 |
| ■マヨカカ To:マーキュリー |
| とりあえず、今は何にもいないみたいだけど… |
| ■マーキュリー To:カーガット、リールォン |
| さっきの風もこの水の壁も問題だけど、それよりもそんなことした奴をみつけないと叩きようがないですね。 |
| ■セイルディア To:ALL |
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この壁は普通の攻撃や魔法では壊せませんわ。 おっしゃるとおり、仕掛けた方のほうを何とかしないといけませんわね。 |
| ■マヨカカ To:ALL |
| …って、あっ!? うしろ!! |
ウンディーネのレリーフ──いや、壁全体が突然生き物のように動き出し、まるで獲物を狙うアメーバのように触手を伸ばす。
東側に残された者たちは、とっさのことで避けることができない!
触手は勢いよく冒険者たちを殴りつける。
小さなシジリカだけがその力に耐えきれず、ダメージを負ってしまった。
壁はもはや石壁ではない。あきらかに生き物だ。
うごめくその体は、まるで蟻地獄のようにウンディーネのレリーフを内部に飲み込んだ──青い宝石とともに。
しかし壁の青い輝きは消えない。水の壁は、すこしずつその体積を増している。セイルディアとマヨカカに向かって。
| ■マヨカカ To:ALL |
| ちょ、ちょっとまさか…このまま増え続けるわけ!? |
| ■老人の声 To:ALL |
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(下位古代語) 他者の為に武器を振るう者たちよ。それを証明してみせよ。 |
| ■セイルディア To:ALL |
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なるほど、理屈はわかりましたわ。そういう人選でしたの…。 あれを倒さない限り、私たちの命も危ういと言うことですわね… |
壁際ギリギリに下がって、アメーバー状の生き物をにらみつける
| ■カーガッド To:ALL |
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あれは……古代王国時代の魔法生物ですね。 遺跡とかで壁や置物に偽装してあって、人が近付いたりすると動き出して攻撃を仕掛けてくるものです。 普通の攻撃も効きますので、とにかく戦うしかありません! |
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SW-PBM Scenario#142 6ガメルのルーシア |
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GM:ともまり | |