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SW-PBM Scenario#130 コマンド・メロディー |
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| 銀の網亭・個室 |
自己紹介が終わった頃、ドアの向こう側から声が聞こえた。
| ■おやじ To:ALL |
| お〜い、開けてくれ。注文の品を持ってきたぞ。 |
| ■ユウル To:おやじさん |
| は〜い、ちょっと待ってね。 |
ドアを開けて、おやじさんを招き入れる。
| ■おやじ To:ユウル |
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おう、ありがとよ。 ほら、注文の品だ。これで全部だな? |
おやじは料理と飲み物をテーブルに並べていく。
ちゃんと注文どおりに揃っているようだ。
| ■おやじ To:ALL |
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ところでお前ら、その様子じゃ依頼はまだ決めてないようだな? ……ちょっと急ぎの仕事があるんだが、頼まれてくれないか? |
おやじはやや神妙な顔つきで、パーティの面々を見回す。
| ■ユウル To:おやじさん |
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確かに依頼はまだ決めてないけど… それって、どんな内容なの? |
| ■おやじ To:ユウル&ALL |
| ああ、これなんだがな。 |
そう言っておやじはトレイと手の平との間に挟んでいた羊皮紙をテーブルの上で広げた。
| ■タナトス To: |
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? なんて書いてあるんだろう |
| ■メイプル To:ALL |
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・・・・? ・・なるほど。 |
何がなるほどなのかはわからないが、とりあえず共通語でかかれている依頼書の内容を、棒読みなんかしてみる。
| ■おやじ To:ALL |
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今朝早くに依頼人が来て置いていったんだが、顔が憔悴しきってていてな。 なるべく早く人を手配して欲しいと…どうも急を要する依頼のようなんだ。 と言っても、詳しいことは何も聞いてないんだが。 |
| ■メイプル To:ALL |
| ぎしき・・・・なんかアヤしい雰囲気よね・・・ |
シャーマン連中の呪いと一緒にしないほうがいいと思う。
| ■おやじ To:メイプル&ALL |
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怪しいかどうかは知らんが(笑)背中にでかい布袋を抱えていたなぁ。 依頼書を見ると吟遊詩人ってことだから、たぶん楽器なんだろうと思うが…… ……ああ、ちょうどこんな形をしてたかな? |
と、シャイアンが持っているリュートを顎で示す。
| ■シャイアン To:おやじ、ALL |
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ふむ。ただのリュートであれば、布袋に入れて持ち歩くのも変な話でござるな・・・。 楽器を守るということは、その儀式に何か関係がある品物なのではないでござるかな?? |
| ■タナトス To:シャイアン |
| え、変なの?僕いつも袋の中に入れてるよ。 |
| ■シャイアン To:タナトス>ALL |
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おろ?さようでござるか? 拙者はいつでも弾けるように、そのまま背負っているでござる♪ 「背の弦は〜♪いつでも抜ける♪戦士の剣〜♪」 拙者の早弾きは、歌い時を逃さないでござるよ〜(^^ |
| ■タナトス To:シャイアン |
| 僕は剣を背負ってるから(^^ |
| ■ハティノス To:シャイアン>ALL |
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そうですね、どんな儀式か分かりませんが儀式には欠かせないものかもしれませんね 護衛する対象が依頼人+楽器であれば、パーティの戦力も分断されることはないでしょうからこちらとしてもやりやすい仕事だとは思いますが・・・どうします? 話を聞いてみないことにはなんとも言えない依頼書ですけど^^; |
| ■レジー To:ALL |
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見られたらまずいものだから隠すんだろう。 なぜ見られたら困るのか・・についてはいろいろ推測はできるけどな。 憔悴しきってた、っておやじさんは言ってるからすでに何者かに狙われたのかもしれないな。 まぁ、依頼者が極端に臆病で常に周りを警戒してるから・・って線もないわけじゃないが。 どっちにしても、夜もろくに眠れない状態なんじゃないかね。 さて、俺はこの依頼を受けるのに依存はない。 依頼者はたしかに切羽詰っているようだし、断ったら寝覚めがよくなさそうだしな。 |
| ■タナトス To:レジー |
| 兄ちゃん、結局は依頼人と楽器を守ってくれって依頼なんだよね? |
| ■レジー To:タナトス |
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そうだな。 何から守るのかが今のところはまだ不明だが。 |
| ■ユウル To:ALL |
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私も、受けるのに賛成。 護衛って事は、誰かに狙われる可能性が少なからずあるってことだよね。 楽器の知識は無くても、少しは役に立てそうだし。 |
| ■メイプル To:ALL |
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お話きいてみないと、なんとも言えないけれど・・・ まぁ、聞いてしまったら最後、引けなくなることもよくあることらしいから、気をつけないとね。。 |
それは依頼元が公権力か闇権力の場合(笑)。
| ■シャイアン To:ALL |
| 拙者も異論ないでござる。困った時はお互い様でござるよ〜 |
| ■タナトス To:ALL |
| 僕も良いよぉ〜(^^ |
| ■おやじ To:ALL |
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ありがとうよ。 まぁ、正式に受けるかどうかはもちろんお前達に任せるから、とりあえず話だけでも聞いてやってもらえると助かるな。 訳あって宿から出られないらしいから、すまんが会いに行ってやってくれ。 「月夜の森亭」にいるそうだ。ここからなら30分くらいで着くな。 場所は…… |
おやじは「月夜の森亭」までの道順を説明した。
| ■ユウル To:おやじ |
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宿から出られない?狙ってる何者かのせい、なんだろうね。 ずいぶんと切羽詰ってるんだ。 |
| ■おやじ To:ユウル>ALL |
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ああ、そんな様子だったな。 じゃ、よろしく頼むぞ。 あ、もちろん料理がなくなるまではゆっくりしていってくれよ。 |
遠回しに、食ったらすぐ行けと言っているらしい(笑)
そして、おやじは部屋を出ていった。
| ■メイプル To:ALL |
| えーと、とりあえず押しつけられたっぽいけど・・・? |
| ■シャイアン To:メイプル>ALL |
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まあ、おやじ殿も他の荒くれ者相手で忙しいのでござるよ(^^; ゆっくり食べて行きたいが、依頼人の様子が気になるでござるな。 少々急いで行った方がよいのではござらんかな? |
| ■レジー To:ALL |
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おやじさんの話しぶりからしても依頼人と早めに会ったほうがよさそうだしな。 向こうは今すぐにでも護衛が欲しいだろうし。 特に用も無いし、今から向かった方がいいな。 |
| ■ユウル To:ALL |
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そうだね。 手遅れ、なんてことにならないためにも、急いで会いにいこう。 |
| ■ハティノス To:ALL |
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了解〜 っと、もったいないからエールくらいは飲んでいっちゃおっと (ごくごく) (ごくごく) ・・・ふぅ、ごちそうさま |
こうして冒険者たちは、おやじの頼みを聞き入れ「月夜の森亭」に向かうことになった。
ちなみに水面下でレジーがリーダー、ユウルがサブリーダーを勤めることが決まったらしい(笑)
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SW-PBM Scenario#130 コマンド・メロディー |
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GM:ともまり | |