| 取引開始 | Scenario #122b |
| 職人魂 |
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| 街道 村郊外 |
| ■リュント To:ウィーニー |
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もう少しの辛抱だから。 何か目に見えない力が加わったら抵抗しないで身を任せるんだよ。 |
続いてナミキの耳だけに届く声を。
| ■リュント To:ナミキ |
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ウィーニーの体を解放出来そうなら、ナミキのタイミングで動いて。 安全確保が最優先だから。 ウィーニーの体が犯人から離れたら、俺が犯人とウィーニーの間に飛び込むから宜しく頼むよ。 |
リュントが指示を出す横で、ザンはアップルの置いていったロングボウを手に取って構える。
| ■ザン To:アーク |
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一応、牽制はさせてもらっておく。 妙な動きはするなよ……。 |
矢を一度アークに向け、それからウィーニーのすぐ側に立つ男に向け直す。
| ■アーク To:ザン |
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…? おぃおぃ。そっからこっちを攻撃するつもりか? それならば、それで。こちらでも考えがあるぞ? |
構えたザンを牽制する。
| ■リュント To:アーク |
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お互い信用が成り立ってないだろ?保険だと思ってくれよ。 怪しい行動さえしなければ、何も問題はないよ。 |
| ■アップル To:アーク |
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・・・だいたい、この辺かな・・ |
5000ガメルの入った箱を地面において、3mほど離れる。
| ■アップル To:アーク |
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さぁ、確認してちょうだい。 ウィーニーをつれてくるの、忘れないでね。 |
| ■アーク To:アップル |
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近い。 ルーンマスターやもしれぬ奴の。10m以内等いけるか。 仮に。お前が神の奇蹟のみしか扱えぬとしても。 最低25m程は離れて欲しいな。 |
自らが魔法を操るからか。えらく慎重な様子。
| ■リュント To:アーク |
| 神に仕える者を疑うなんてなんて罰当たりな(笑) |
| ■アーク To:リュント |
| 当然だ。私は自分しか信じない。 |
きっぱりと言い切る。
| ■アップル To:アーク |
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そういう意味なら、逆に近い方が安心できるんじゃない? 神さまの奇跡に頼る身としては、近づかれた方が嫌よ。 25mも離れたら、そのまま持ち逃げされちゃうじゃない。 だから、腕っ節の強いひとをお願いしたんだけど・・・ね。 私だって、か弱い女の身でこんなことしてるんだから・・怖いんだからね。 |
心の中では”お願い吹き出さないでね”と、仲間に向かって祈ってたりする。(w
| ■アーク To:アップル |
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まだ。お前達は切り札をもっておろう? その状態で、持ち逃げなどせんよ。 |
と、フクロウを心配する声が。
| ■アップル To:アーク |
| まぁ、それはそうなんだけどね。。。 |
進行方向右に、てくてくと歩きながら・・・・15mくらいの所で、立ち止まる。
| ■アップル To:アーク |
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私たちにも、私たちなりの事情があるのよ。 ・・このあたりで手を打たない? |
| ■アーク To:アップル |
| …しょうがないな。 |
| ■アーク To:C |
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ケミー。ひとっ走りあの箱を持ってきてくれ。 あの場ではなく。こちらで数えよう。 |
ケミーと呼ばれた男は頷くと、猛然と箱に向かって走りだした。
| ■リュント To:アーク |
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おいおい! そっちで確認していたら持ち逃げも可能になっちまうだろう!! 中だけみたらウィーニーを開放しろ! 2,3ガメル少ないなんてけち臭い事なんて俺らはやんね〜〜よ!!(笑) |
| ■アーク To:リュント |
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あのな。うちの可愛いエスカリナーテはまだそちらだろう? まったく…どっちが信用してないのだが… こちらで確認するのは、当然だ。 その「司祭」とやらが。幻影の魔法を操れぬとは限らぬからな。 |
アークがそう説明している間に。ケミーと呼ばれた男は箱のところについたようだ。
箱に手を伸ばし、そのままアーク達のところに戻ろうとする。
| ■アップル To:アーク |
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・・わかったわよ・・こんな金属鎧ばりばりの魔法使いがいるものですか。 私が下がるから、最初のお話どおりウィーニーを箱の近くまでつれてって、そこで確認してくれると嬉しいんだけど・・ 別に”ディスペル”でも”魔法検知”でも、してもらってもかまわないから。 |
あと10mほど後退する。正確には、進行方向に向かって右。
その姿を見て、
| ■ケミー To:アップル |
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アークの旦那ぁ〜。 勇ましいお嬢さんも言ってるっし。俺っち、ここで数えますよ〜? |
アークの了承を得ずに、その場にて数えはじめる。
| ■ケミー |
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ひぃふぅ…うーわ、ガメル硬貨もあるよ。 金貨だけだと思ったのになぁ…… |
ぶつぶつ言いながら数えています。
| ■アップル To:ケミー |
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(勇ましいって何よ、勇ましいって・・・) だからー かき集めてきたっていったでしょー! |
| ■ケミー To:アップル |
| へーへー。 |
| ■ケミー To:アーク |
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アークの旦那ぁ。 一応、5000ガメルありまっせ〜 |
| ■アーク To:ケミー |
| ならばお前は箱もって戻ってこい。 |
| ■アーク To:冒険者 |
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じゃあ。この「お嬢さん」はお返しするよ。 エスコートは、両者に有益ではないのでな。遠慮させていただく。 |
| ■ザン To:アーク |
| ま、それくらいは構わんさ。 |
| ■アーク To:ウィーニー |
| ではお嬢さん。お元気で。 |
あくまでも「彼」と認めたくないアークであった。
| ■ウィーニー |
| ……(ぷぃっ)。 |
最後の最後まで。ウィーニーはふくれっつらだ。
そのまま、ててて…と、冒険者のところまで走ってくる。
| ■ザン To:ウィーニー |
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無事だったか、ウィーニー殿。 拙者たちの不注意で怖い思いをさせて申し訳なかった。 |
ぺこりと頭を下げる。
| ■リュント To:ウィーニー |
| よく最後まで頑張ったな。悪かったな俺らのせいで。 |
| ■ウィーニー To:リュント |
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ううん。平気… それよりごめんなさい…ボク、さらわれちゃって… |
しゅーん…。
| ■アップル To:ウィーニー |
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よかった・・・無事そうで、本当によかったわ・・ さらわれたのも、あなたのせいではないわ。私たちが防がないといけなかったことなの。 本当にゴメンね・・・。 |
| ■ザン To:ウィーニー |
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さて……ここまで来て疑いたくはないが、一応確認させてもらおう。 ウィーニー殿、お主の父親の名前は? それから、これから行く取引先の人物の名前と、その仕事の内容は? |
本物かどうか確かめているらしい。
| ■ウィーニー To:ザン |
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お父さんの名前はウィルトでしょ? お使い先は…… |
どうやら本物らしい。
| ■ザン To:リュント>アップル |
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リュント、もういい。ナミキ殿に撤退の声を掛けてくれ。 それから、アップル殿。 ランス殿とリセット殿を連れて、ウィーニー殿を安全なところまで下がらせてくれ。 拙者はしんがりを務める……リュント、付き合ってくれるか? |
| ■リュント To:ザン |
| もちろん。最後まで付き合うよ。ナミキにも言っておく。 |
ウインドボイスでナミキに撤退指示を発令。
| ■アップル To:ザン |
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了解。 あ・・、これも返しておいてね。 |
モールを拾いながら、ロケットをザンに手渡す。
| ■ザン To:アップル |
| ああ、分かった。 |
弓は構えたまま、じりじりと後退。
| ■ザン To:アーク |
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ここまで来て、ぶち壊しにはしたくないからな……。 不意打ちなど食らわせてくれるなよ。 お主も悪人とはいえ筋は通しているようだしな、それを信用させてくれ。 |
| ■アーク To:ザン |
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おいおい。カンベンしてくれ(苦笑)。 そちらは、まだ人質がいるだろうに(苦笑)。 今有利なのは、そっちだってこと忘れないでくれよ? |
| ■ザン To:アーク |
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こういった事は用心をしすぎて困るということはないのでな。 それからフクロウだが、一応言っておくが魔法で眠らせてあるだけだから心配はいらん。 |
| ■アーク To:ザン |
| 解除は。こちらでするさ… |
| ■リュント To:アーク |
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それならこの場で使い魔を置いておこうか? 中身を確認して違うのが入っていたら追って来れば良いだろ? 身代金もちゃんと入っていたんだしそれくらいの信用は成り立っているだろう。 俺らは事を荒立てる気はないから・・・ |
| ■アーク To:リュント |
| その場に置いてもらえるとありがたいかな。 |
そわそわしているようです。
| ■リュント To:アーク |
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どうだい? この人質、違った使い魔質を1万ガメルで交換しないか(笑) なんならその5千ガメルで手を打つけど? な〜〜んてことは言わないでここにおいていくぞ。あとは自分らで好きなようにしな。 |
自分達の立っているところへおくような合図をする。
| ■アップル To:ザン、リュント |
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ねぇ・・ちょっとした「お仕置き」を考えているんだけど・・・・・ダメ? これからの犯罪防止にもつながる・・いえ、単純に悔しいだけだからかもしれないけどね^^; |
どうやら、フクロウに”クエスト”を仕掛けることを考えているようだ。
| ■リュント To:アップル |
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逆上させないように、やっちまえば諸手を上げて賛成。 今は奴らが劣勢だしね。 |
| ■ザン To:ALL |
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拙者は反対だな。 万一そんな事をしているのを見咎められたら、また連中が何をするか分からん。 それに、奴らは少なくとも「取引」は正当に行い、汚い行為はしてこなかった。 この取引の条件は、拙者たちがフクロウを「無事に」返す事だ。 ここで拙者たちが後からこのフクロウに何かしたとなれば、こちらの方が余程卑怯な真似をした事になる。 |
| ■アップル To:ザン |
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前半の意見には賛成。 でも・・こういう場面でまともな対応しかできなかったら、誘拐犯なんて、決して捕まえられないわよ。 ウィーニーにも怖い思いをさせてしまったし・・こういうことは2度と繰り返してはいけないと思うの。 まぁ、今後のことは・・・私にも考えがあるから・・・・・とりあえずは、退きましょう。 |
ちょっと考えるそぶりを見せる・・・。
| ■ザン To:アップル |
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言いたい事は分かるがな。ただ拙者は、約束を違える事がどうしても納得できんのだ。 「無事に返す」と言った以上、その言葉は守らねばならん。 どうしても、というのであれば全てが終わってから、改めてだ。 それなら別に止めだてはせん。むしろ喜んで付き合うぞ?(笑) |
なにやら、会話が不穏な方向に進んでいるようです(笑)。
| ■アップル To:ザン |
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あなたには、あなたの目的があると思うから・・・ 私の目的は、こういう不幸なやりとりをなくすこと・・それがチャ・ザさまの教義なの。 それは・・・みんなと一緒じゃなくても、やり遂げないとね。 |
そしてパーティは、ザンとリュント、そして白フクロウを残して後方に下がる。
冒険者の動きを見て、アーク達は静かに白フクロウに近づこうとしている。
かくして一行は。無事ウィーニーを保護する事ができた。
どうやら、アーク達は後を追ってくる等はしないようだ。
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