| SW-PBM Scenario#108 | SW-PBM▲ | |
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絵画の高み
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| 第三幕 オラン 賢者の学院 |
依頼を受けることに決めた後、さっそくスキュラの居るという森の情報を得るべく賢者の学院と時忘れの店へとそれぞれ出かけることになった。
そしてここは毎度おなじみ賢者の学院である。受付には今にもこっくりこっくり船を漕ぎだしそうな青年が1人、座っていた。
| ■ライル To:ALL |
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ひや〜。随分大きな施設ですね〜(^^;; あ、あそこの人にスキュラの事を聞いてみましょうか? |
| ■レベッカ To:ライル&ALL |
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オランの知識の粋があつまってる所ですからね♪ ・・・って、受付の人、寝ちゃってますね。(^^; |
受付の人のところまでちかづく。
| ■レベッカ To:受付の人 |
| あのー・・・すいません。 |
| ■受付の青年 To:レベッカ |
| …んぁ…。はっ!あ、ええと、何でしょうか?! |
すかさず立ち上がると袖口で口元の涎をふいてみたりw
| ■ナミキ |
| …知識の粋、ねぇ…。 |
| ■レベッカ To:受付の人 |
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あ、えっと、スキュラという怪物について調べたいのですが・・・ こういう場合ってやっぱり図書館ですよね?(^^; それとも、そういう怪物専門に研究している導師の方っていらっしゃいますでしょうか? |
| ■受付の青年 To:レベッカ |
| スキュラ…ですか?それでしたらアルレードさんが詳しいと思いますよ。いつも図書館の奥の閲覧室にいるのですぐわかると思いますよ。怪物の絵の前の席がアルレードさんの指定席みたいなものです。 |
| ■レベッカ To:受付の人 |
| ありがとうございます。さっそくその方に聞いてみることにします。 |
| ■デルーナ |
| アルレード…ああ、あの方ですか。いやぁ怪物の絵の前が指定席だとは恐縮ですね(^-^) |
どうやらデルーナの知っている人のようだ。
| ■レベッカ To:デルーナ |
| !?デルーナさんの知っている方なんですか? |
| ■デルーナ To:レベッカ |
| ええ、ココに来ると良く話をしますからね。 |
| ■ライル To:ALL |
| ふ〜ん、どんなお話をされているんですか? |
| ■デルーナ To:ライル |
| 納品の際にモチーフになりそうな怪物の話とか…絵画の話…そんな感じです。 |
| ■レベッカ To:デルーナ |
| お知り会いの方でしたら、話ははやいですね。 |
| ■ナミキ To:ALL |
| じゃ、アルレードさんに会いにいきましょうか。 |
というわけで、一路、図書室へ。図書室はあまりに静かでそれこそため息一つ付いても館内に響き渡りそうなほどであった。そんな中を雰囲気のそぐわない一行がとおり抜けていくが、周りはほとんど一行を気にはしていないようだった。突き当りには閲覧室と書いたテーブルと椅子の用意された部屋があった。その壁にはいったいどういう趣向なのかは不明だが闇夜をさまようインプの姿を描いた絵画がかけられておりその前に一人の老人が分厚い羊皮紙の束を紐解いていた。
| ■デルーナ To:ALL |
| あ。あれがアルレードさんです…。 |
| ■ナミキ To:デルーナ |
| ありがとう。じゃ、ちょっと声かけてみましょ。 |
アルレードに近づいて声をかける。
| ■ナミキ To:アルレード |
| あの…失礼ですが、あなたがアルレードさんですか? |
| ■アレルード To:ナミキ&ALL |
| …そうだが…キミ達は? |
| ■ナミキ To:アルレード |
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突然ごめんなさい。 あたしは冒険者のナミキっていうんだけど、今度デルーナさんについてスキュラに会いにいく予定なの。 で、あなたがスキュラに詳しいと聞いたんで、ちょっとお話が聞ければと思って声をかけさせてもらったんですけど。 ご迷惑じゃなければスキュラって怪物についてご教授願えないかしら? |
| ■アレルード To:ナミキ、デルーナ&ALL |
| おお、デルーナさん。そうですかスキュラを描きに…それはそれは…。詳しいといってもワシも見たことがあるわけではないのでな、あくまでワシが聞いた話になるが良いかの? |
| ■ナミキ To:アルレード |
| もちろん。お願いするわ。 |
| ■アレルード To:ALL |
| スキュラは水辺におって男を惑わしては水中に取り込み殺してしまうと言われておる。最近…レックスの近くの森でそのスキュラに会ったという話が上がっていたようだが……確かあの辺りはレックスの影響からかめったにみられない怪物が出ることが多いらしいの。 |
| ■ナミキ To:アルレード |
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めったにみられない怪物というと? スキュラ以外にもなんか見つかっているってこと? |
| ■アレルード To:ナミキ、ALL |
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ふむ…半年ほど前には森の反対側の丘陵地でグリフォンが目撃されたという話じゃ。 この他にもそういう怪物らを見たという報告は大概があの地域じゃな。 |
| ■レベッカ |
| うう・・・そんな物騒なとこだったんですか。(汗) |
| ■アレルード To:ALL |
| そうそう、その目撃者は森の手前にある村の少年だか青年だか…と聞いておる。わざわざその村の出身者が学院にも伝えてくれてな。予算と都合さえつけばワシが直々に赴きたいところなのだが…。しかし、デルーナさんが絵にしてくれるというなら安心じゃ。 |
| ■ナミキ To:アルレード |
|
その少年について詳しくはわからない? 名前とか。 |
| ■レベッカ To:アルレード |
| その少年の住む村の名前と、出来れば場所なんかはご存知ないでしょうか? |
| ■アレルード To:ナミキ、レベッカ、ALL |
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さて…なんといったかな…。ボーノ?いやボルーナ……うぅむ思いだせんのぉ。 村の位置はオランから北へ3日ほどにあるという村じゃな。名前はなんといったか……ふむ。さても役に立たん年寄りですまんの。 |
| ■ナミキ To:ALL |
| ほかになんかアルレードさんに聞いておくことない? |
| ■レベッカ To:アルレード |
| そうですねぇ・・・そのスキュラなんですが、何か特別な攻撃方法をしてくるとかってありますか?例えば毒とか。 |
| ■アレルード To:レベッカ、ALL |
| その少年の話では森の中をまるで水中の様に自在に動いていたという話じゃ。何か特別なスキュラなのかもしれん |
| ■ナミキ To:誰ともなく小声で |
| マジっすか…? |
| ■レベッカ To:アレルード&ALL |
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水中の様に自在に、ですか。 ってことは上からの攻撃にも気をつけなければなりませんね。 デルーナさんも後ろにいれば安全ってわけではないってことですか。 |
| ■アレルード To:レベッカ、ALL |
| …ほぅ。そうじゃな、そういう考えもあるのう。なるほどなるほど。やれ、さすがは冒険者といったところかの。 |
なんだかよくわからないが感心しているようだ(笑)
| ■レベッカ To:アレルード&ALL |
| デルーナさんをお守りするのが私たちの仕事ですから。(^^) |
| ■アレルード To:レベッカ、ALL |
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とりあえずワシが聞いている話はこれくらいじゃ。 詳しくはその村を探し出してみることじゃな、まぁ…近いといえば近いし一ヶ月も近辺を探せばあるじゃろ。 |
| ■ナミキ To:アルレード |
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一ヶ月ねぇ…ま、しょうがないか。 ではあたしたちはその村を探すことにします。 アルレードさん、お忙しいところお話聞かせてもらってありがとうございました。 |
| ■レベッカ To:アルレード |
| ありがとうございました。また何かありましたらよろしくお願いします。 |
| ■アレルード To:ALL |
| うむ。ワシは普段はここか研究室におるでの。 |
| ■ライル To:アレルード、ALL |
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分かりました(^^ それではこれで失礼しますね。 |
| ■ナミキ To:ALL |
| じゃ、時忘れの店組と合流しますか。 |
| ■レベッカ To:ナミキ&ALL |
| はいっ、そうしましょう! |
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GM:彩樹
saiki@na.sakura.ne.jp