|
Sword World PBM Scenario Index |
SW-PBM #93 姿無き悪魔 |
| ▲ 前章 ▲ | 第2章 Invisible demons [1] | ▼ [2] ▼ |
|---|
| 至グロザムル山脈方面間道 |
オラン官憲から借り受けた兵員輸送用の幌馬車で昼夜を問わず現地へ向かって走りました。
夕方になる頃、林の中の少し開けたところで御者は突然馬車を止めました。
| ■アルテナ To：御者 |
| どうした？ |
| ■御者(ルーディ) To：ALL |
|
到着まであと1日半といったとこですが、馬の方がもう限界で・・・ 明日まで休ませないと・・・荷馬車の方も遅れているようですし。 |
| ■テスラ To：御者 |
|
むー。 ・・・・仕方ないですね。ここで夜営を取りましょう。 明朝には出発できるんですよね？ |
| ■御者(ルーディ) To：ALL |
| ええ、夜明け前には出発できると思います。 |
アランとガードナーは慣れない乗り物による長時間移動のためか、馬車の隅でぐったりしています。
テスラは馬車を降りると夜営の準備を始めました。
| ■ジーク To：テスラ |
|
う〜ちょっと酔いましたかね(^-^; あ、手伝います。 |
ジークも降りて野営の準備を手伝います。
| ■クレフ To：ジーク |
| 私も手伝いますよ。薪でも集めてきますね。 |
| ■イルミナ To：ジーク＆クレフ |
|
酔っててちゃんとできるの？（＾＾； 私も行くわ、クレフ（＾＾ |
| ■ジーク To：イルミナ |
|
あー・・・そうですね(^-^; まだちょっとふらふらしてますので、薪集めの方はお願いします。 |
気を利かせたつもりらしい。
| ■シロフィーヌ |
|
（ベテランばかりのところに素人がついていっても） ・・・おじゃまになりますわねぇ |
| ■テスラ To：シロフィーヌ |
|
・・・そうみたいですね。。 あのー、私も適当に食べられる山菜でも採ってきますので、料理の方お願いできますか？ |
| ■リシィア To：テスラ |
|
それでしたら、私もご一緒します。 もう夕方ですし、一人で行動されると危険ですからね。 |
リシィアはテスラについて行きます。
| ■シロフィーヌ To：テスラ＆リシィア |
|
ではお気をつけて。 おいしいきのこよろしくお願いいたしますわ〜 |
テスラは幌馬車の中で寝ているアランとガードナーを確認すると、もう一度その場の人に声をかけて、林へ入りました。
| ■テスラ To：ALL |
|
・・・あと、二人をお願いしますー。 まぁ、暫く放っておいてあげて下さい。 今のうちに休ませておかないと現地に着いたときに困りそうですから。 |
| ■リシィア To：居残り組 |
| では、行って参ります(^^) |
| ■アルテナ To：リシィア |
| なにかあったらすぐ呼ぶんだぞ。 |
| ■シロフィーヌ To：残った人 |
| では、こちらも準備など始めましょうか。 |
| ■ジーク To：シロフィーヌ |
| かまどとかも作ったほうがいいですかねぇ？ |
| ■シロフィーヌ To:ジーク |
|
そのほうが暖かいものがいただけて落ち着けますわね。 お願いいたしますわ。 |
| ■ジーク To:シロフィーヌ |
| 分かりました(^^ |
少し離れたところでかまど（らしきもの）を作り始めます。
| ■アルテナ To:ジーク |
| ふむ…夕食が楽しみだな……やはり、料理は覚えたほうが便利かなぁ…… |
| ■シロフィーヌ To：アラン＆ガードナー |
|
はい、お冷やですわ。 準備はわたくしどもでいたしますので、ゆっくりお休みなさってくださいませ。 |
| ■ガードナー To：シロフィーヌ |
| ぉぉ……すまんね。 |
| ■アラン To：シロフィーヌ |
|
・・・どうも・・・お気を遣わせて・・・すみません。 多少揺れるのは覚悟していましたが、まさか、こんなにきついとは・・・。 |
クレフとイルミナ、テスラとリシィアが各々、林へ入って暫くすると、遅れていた荷馬車が到着しました。
| ■御者(ジミー) To：ALL |
|
すいません。随分とおくれちまって・・・ そっちの馬も限界で？ 今晩はここで夜営っすね？ |
剣を抱えて、馬車の車輪にもたれながら手をあげる。
| ■アルテナ To：ジミー |
| ご苦労。ああ、あともう少しなんだがな…… |
御者(ジミー)は荷馬車を停めて、馬を木につなぎ直すと、荷台に向かいます。
| ■御者(ジミー) To：ALL |
|
経由した村で買った食材があります。 保存食よりかはいくらかマシっすよ。 |
御者(ジミー)は荷台からいくつか食材を下ろしてきました。
| ■アルテナ To：ジミー |
| ほう、なにがあるんだ？ |
| ■ジミー To：アルテナ |
|
野菜がほとんどっすね。 かぼちゃ・たまねぎ・ナス……あと、フルフラール名産のスイートポテトってところですか？ |
| ■シロフィーヌ To：ALL |
|
それは作りごたえがありますわねぇ。 けれど、あまり手の込んだものはできませんわね。 ゆっくりしていたのでは日も落ちてしまいますし。 |
| ■ジーク To：シロフィーヌ |
|
おや、料理がお得意なんですか？(^^ それは楽しみです♪ |
手料理に飢えてるらしいです。
| ■シロフィーヌ To:ジーク |
|
大量に作るのは慣れておりますけど、得意と言うほどではございませんの。 それより、ジーク様のためだけにおいしいお料理を作ってくださる方がいらっしゃるのではなくて？ |
| ■ジーク To：シロフィーヌ |
|
？！Σ(￣◇￣;) え、ええ、まあ、いちおう(^-^;; |
ジークは複雑な表情で曖昧に返事します。
| ■アルテナ To:シロフィーヌ |
|
シロフィーヌ、そんなこと聞いたら失礼だぞ。 いまゆっくり、相手を探している最中なんだろうからな。せかすのはよくないぞ。 |
カン違いしています。
| ■ジーク To：アルテナ |
|
Σ(￣◇￣;) |
| ■シロフィーヌ To:アルテナ |
|
あら、それは失礼なことをしてしまいましたわ。 冒険中に知り合われて、冒険中はもちろん最後までご一緒されることも多いとおうかがいいたしましたので・・・もしかしたら・・・などと・・・ |
さらに方向違いのところに勘違いしています。
| ■ジーク To：シロフィーヌ |
| Σ(￣◇￣;)Σ(￣◇￣;) |
| ■ジーク |
| いちおう私には運命の人がいるんですけどねぇ・・・・。 |
ぼそっとつぶやくだけ
| ■アルテナ To:ジーク |
| まあ、なあに、いなければいないで楽しいものだ。ははははは |
聞いてないのかダメオシを入れます。
| ■ジーク To:アルテナ |
| ところでそういうアルテナさんはどうなんです？ |
| ■アルテナ |
| ………………。 |
アルテナはそっぽを向いて無言でジークを殴ります。
| ■アルテナ To:ジーク |
| よけいなものを思い出させるな。 |
| ■ジーク To：アルテナ |
| いたたた(x_x) |
| ■アルテナ To：ジーク |
| ふん……… |
| ■ジーク |
| (なんだかいぢめられてる？(/__;)) |
| ■シロフィーヌ |
|
（くすくす） （なんだかいい雰囲気ですわねぇ・・・） |
| ▲ 前章 ▲ | 第2章 Invisible demons [1] | ▼ [2] ▼ |
|---|