| 湖の中 | Scenario #92 |
| 宝玉の乙女 |
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| 湖の中 水面よりやや深いところ |
おまじないを唱え、湖に入っていた面々。
湖の中は、水の中とは思えない状況だった。
辺りは薄ぼんやりと光っており、全体的に水色がかった状況である。
通常ならば光は水面近くのみに届くのだが、この湖は水自体が光っているかのように、水深奥底のほうも光っているように感じられる。
| ■ レジー To:ALL |
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なんとも奇妙な感じだな、水の中ってのは。 ・・っと、感心してる場合じゃないな。 とりあえず底の方まで潜ってみようぜ? 神殿がふわふわ浮いてるってことはさすがにないだろ。 |
辺りを見ても、静かな蒼が続くのみ。
底を見ると、なにか吸い込まれそうな感じである。
| ■ソフィティア To:レジー |
| なんか、底まで潜ったら帰って来れないっていう雰囲気ね(^^; |
| ■ フレイム To:ソフィティア |
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・・・魔法の保護が、何時まで続くのか・・・はっきりしていないからな・・・。 可能性はある・・・。 |
| ■ソフィティア To:フレイム&レジー |
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モーニが持っている間は効果はあると言っていたし、時間は気にしないで良いんじゃないかな? 使った感じだとちょっとだけ精神力を消費するみたいだから継続的に精神力を使うようなら、使い切る前に地上へもどらないとね。 |
| ■ エルファ To:ALL |
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いきなり効果がきれてもやだなぁ・・・ でも、ま、せっかくここまで来ちゃったんだしね、とりあえず、ちゃっちゃと底まで行っちゃいましょ〜 |
明らかに、不安よりも好奇心の方が勝っているエルファ。ずんずんと進んでいく。
| ■ソフィティア To:エルファ |
| ちょっとまって。判るかどうか判らないけど、ここにいる精霊に聞いてみるから。 |
| ■ソフィティア To:そこらを漂ってる精霊達 |
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(精霊語) ねぇ貴方達、神殿ってどっちに有るかわかる? |
| ■ 漂ってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) 神殿ッテナーニ? |
| ■ソフィティア To:漂ってる精霊(ウンディーネ) |
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(精霊語) 神殿ってネ、建物のことネ。何処にあるかわかる? |
| ■ソフィティア |
| 精霊さん可愛いんだけど、こういうときは……つかれる(^^; |
| ■ 漂ってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) 建物?タテモノ? |
どうやら、「建物」がいまいちよくわからないようだ。
| ■ たゆたってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) ココ、ヒト来ルノ珍シー ドワーフ、ドワーフ、珍シー♪ |
| ■ソフィティア |
| よ、よし、こうなったら質問をかえよう |
相手は精霊。普通に聞くのが無理と悟り、質問を変えるようだ。
| ■ソフィティア To:漂ってる精霊(ウンディーネ) |
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(精霊語) ドワーフ珍シーね♪ で、あっちの方は何があるのかな? |
といって、底の方を指差す
| ■ 漂ってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) 珍シー♪珍シー♪ デモ、人間モ珍シー♪ アッチ?ソッチ?アッチハネー、スゴーイノ♪ コワーイノ、オッキーノ、イッパイイルー♪ デモ、最近騒ガシイカラ、アッチ行ッテナーイ |
| ■ たゆたってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) コワーイ、怒リン坊〜♪ |
| ■ソフィティア To:たゆってる精霊(ウンディーネ) |
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(精霊語) そっかぁ、こわ〜くておっきいのがいるんだ。それじゃ、楽しいのはどっちのほう?アッチ?コッチ?それともソッチ? |
| ■ 漂ってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) 楽シーノ、ココ♪ ココガ一番楽シー♪ |
| ■ たゆたってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) ソウソウ、ココナラ怒ラレナーイ♪嬉シ楽シー♪ |
| ■ソフィティア To:精霊達(ウンディーネ) |
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(精霊語) そっか、ココなら安全なのね。でも、わたしたち、コワーイくてオッキーのがイッパイイルーって所に行かないとならないみたいだわ。 |
| ■ 漂ってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) アララー。ソレハタイヘンー 気ヲツケテネ〜 |
| ■ たゆたってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) 気ヲツケル〜。気ヲツケル〜。 何カアッタラ、スグ逃ゲル〜〜 |
| ■ソフィティア To:精霊達(ウンディーネ) |
| (精霊語) ありがとうね〜♪ |
それまで黙って何事か考えていたランバートが、急に思いついたように顔をあげて精霊達に精霊後で語り始めた。
| ■ランバート To:精霊達(ウンディーネ) |
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(精霊語) <ウンディーネ>達よ、元気な子供を<産んでぃね>。 |
精霊後を使ってまで言うほどの駄洒落か?(^^;;
| ■ 漂ってる精霊(ウンディーネ) To:ランバート |
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(精霊語) うんでーね?うんでぃーね?? キャハ。オモシローイ♪ |
| ■ たゆたってる精霊(ウンディーネ) To:ランバート |
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(精霊語) 面白ーイ。面白ーイ。 コノヒト、トッテモ、面白ーーイ♪ |
どうやら。精霊には受けたようだ。
一連の会話内容をカクカクシカジカと仲間につたえる。
| ■ エルファ To:ソフィティア |
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いいなぁ・・・精霊さんとお話できて・・・ ん〜なんかヤバゲなのがいるみたいね〜 あんまりどんどん行くのも危険かぁ・・・(汗たら〜り) |
| ■ソフィティア To:エルファ |
| 詳しいことは判らないけど、何かいるっていうのは間違い無さそうね。慎重にいきましょう。 |
| ■エレボス To: |
| う〜、う〜ん………… |
顔を真っ赤にしながら、ソフィティア同意するように頷いているようだ。
しばらくして。フレイムとランバートは、何やら「視線」を感じた。
| ■ フレイム To:ALL |
| ・・・・・・・・・・・見られて・・・・・・いるな・・・。 |
| ■ ランバート To:ALL |
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確かに、何か視線を感じますね。 神殿に関係あるのでしょうかねぇ? |
| ■ソフィティア To:フレイム&ランバート |
| わたしには感じられないけど、もう何かでてきた? |
注意深く周囲を見渡すフレイム。
視界のぎりぎり先‥‥冒険者達から20m程底に、丸い塊のようなものがぼんやりと見えた。
| ■ エルファ To:フレイム、ランバート |
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え?なになに〜? どうかしたの〜? |
エルファも同じくきょろきょろと見渡す。確かにぼんやりとではあるが、丸い塊のようなものが見える。
じー…と見ていると。動いているようだ。
| ■ エルファ To:ALL |
| ね・・・ね〜あれってもしかして、さっき精霊さんが言ってた『コワイ〜ノ、オッキ〜ノ』ってやつ・・・かなぁ? |
| ■ソフィティア To:エルファ |
| ちょっと聞いてみるね。 |
| ■ソフィティア To:精霊達(ウンディーネ) |
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(精霊語) ねぇねぇ教えてくれるかな?『コワーイノ、オッキーノ』ってアレのことかな? |
| ■ 漂ってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) ア〜アレ〜? アレ、チッチャイノ〜。コワクナイ〜 |
| ■ たゆたってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) 臆病ダケド、可愛イノ〜 |
| ■ 漂ってる精霊(ウンディーネ) To:ソフィティア |
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(精霊語) コワーイノハ、モットモーット遠クー |
| ■ソフィティア To:ALL |
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どうも、あれじゃないみたいね。あれは、小さくて臆病で可愛いって言ってる。怖いのはもっと遠くの方みたいね。 危険も無さそうだし特に問題ないんじゃないかな? |
ソフィティアが精霊達と話をしている中、そのぼんやりと丸い物は水の中をちょこまかと動いているようだ。
| ■ フレイム To:ソフィティア、ALL |
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・・・確かに、敵意があるとは感じなかったが・・・ 問題は無いとして、如何する?放っておくか? |
| ■ レジー To:フレイム |
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放っておくしかないんじゃないか? そもそもこっちから手を出せるかどうか・・・。 ただでさえこの水中での動きには俺達は慣れてないんだしな。 目的のブツをさっさと手に入れておさらばしようぜ。 |
そうレジーがフレイムに提案をしている間にも。少しずつではあるが、その影は冒険者達に近づいてきているようだ。
| ■エレボス To: |
| …………う〜ん………… |
レジーに同意するように頷いているようだ、しかし顔色は赤から青へと変化している。
| ■ エルファ To:レジー、フレイム |
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恐くないんなら、近寄ってみたい気もするけど・・・ ま、依頼の品を見つけるほうが先だよね・・・ ん〜よく考えたら、『コワイ〜ノ、オッキ〜ノ』ってば、神殿のガーディアンとかじゃないのかなぁ・・・ |
| ■ソフィティア To:エルファ |
| べつに、少し寄り道したって良いと思うけど?判らないことだらけだしじっくりいかなきゃね。 |
| ■ フレイム To:ALL |
| ・・・確かに、関係無いかも知れんが・・・解らぬまま放置するのもな・・・ |
確かに目的は「像」であり、別に影の正体について突き止めなければならないという事はない。
しかし、その「影」はゆっくりとではあるが冒険者の方に近づいてきており……だいぶその姿を確認できるまでとなった。
水の中を一生懸命移動してきたその「もの」。
体の表面は緑色。魚のような下半身と、やや緑がかった上半身。
とにかく、一生懸命泳いできたその物体は、エレボスの体半分もない小さいものであった。
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