| カフラ村到着 | Scenario #74 |
| ごぶりんたいじ。 |
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| カフラ村 村の外れ |
爽やか‥‥とは少し言いにくい朝。
皆、昨夜の深夜に一度起こされているので、一様に眠そうである。
芋虫にしといたコボルト、ゴブリンはまだ眠りほうけているが‥‥
取り合えず軽く朝食をとり出立準備を整える面々。
コボルト・ゴブリン達はあまり歩きたくなさそうである。
| ■レイン To;コボルト&ゴブリン |
| ほーらー、手間かけさせないの。 |
先頭で容赦なくぐいぐいロープを引っ張るレインに、
| ■ランス To:コボルト&ゴブリン |
| きりきり歩けっての(ぼこっ) |
一番歩くのをいやがっているゴブリンの尻を軽く蹴るランス。
妖魔には容赦しないようである(苦笑)。
| ■ナミキ To:ALL |
| みんな楽しそうね(^^) |
ほほえまし〜く見るナミキ。
‥‥‥ほほえましい?(笑)
| ■フレイム To:ナミキ |
| ・・・・・・・・・・(−−; |
あえてコメントを控えているフレイムに対し、
| ■ナミキ To:フレイム |
|
……なによ。 フレイムも楽しめば? スカッとするわよ。 |
さらっとコボルトいぢめを勧めるナミキ。
しかし、ここでアンリは曲解したのか、
| ■アンリ To:ナミキ |
|
ふぅ〜ん。ナミキのお姉ちゃんは蹴られたり引っ張られたりするわんこ達を見ればスカッとするのかぁ。 よし、覚えトコ♪ |
アンリにとって「コボルト=わんこ」らしい。
いや、そんな可愛いもんじゃぁないと思うけどぅ。
| ■ナミキ To:アンリ |
| あたしじゃないわよ、レインたちがよ。 |
と、にっこりと否定するナミキではあるが、
| ■レイン To:ナミキ |
| ……別に楽しくてやってるわけじゃないよ。 |
そりゃそうである(納得)。
そのまま歩くこと3時間ほどか。
地図ではあと少しでカフラ村というところで‥‥ランスはある物をみつけた。
ゴブリンの足跡だ!
| ■ランス To:ALL |
|
む!こいつは・・・ 皆、ちょっと待ってや |
皆を止め、地面についている足跡を調べるランス。
| ■エコー To:ランス |
| ……何ですの? |
いきなり地面に這いつくばったランスに対し、ちょっと視線を投げるエコー。
| ■レイン To:ランス |
| 銀貨でも落ちてた? |
| ■アンリ To:ランス |
| ご飯でも落ちてたの? |
| ■ランス To:ALL |
|
ゴブリンの足跡や・・・わいらが来る前のやつばっかり やけど。何匹おるかは判らんが、森の中に向かったみたいな感じやな。 |
| ■エコー To:ALL |
| わたくし達が連れているのとは別の妖魔が他にもまだ居ると言う事ですわね。 |
無理やり歩かされているコボルトとゴブリンは、ほげ〜ほげ〜〜と不満げな声を出している。
| ■レイン To:ALL |
|
まぁ……昨日ので全部ってことはないだろうしね。 とにかく、村に急ごうよ。 |
| ■ランス To:ALL |
|
そやな・・・村の事が心配や。わいらがここに来る間も 連中が襲撃を繰り返し取ったやろうしな。 |
と、歩く速度を速める。
| ■ナミキ To:ALL |
|
もし何かあったら報酬もらえなくなっちゃうしね。 ああ大変、はやくいきましょ。 |
村よりも報酬かいな(苦笑)。
| ■フレイム |
| 意外と数は多いのかも知れんな・・・。 |
| ■アンリ To:フレイム |
| その時はよろしく♪ |
それからさらに3時間ほど。
道の先に、小さな集落‥‥村が見えてきた。
ちょうど小休止なのだろうか。畑では、農夫が少し休みをとっている。
| ■ナミキ To:農夫 |
|
あの〜ちょっとききたいんだけど。 カフラ村はここでいいの? あたしたち、オランからゴブリン退治の依頼を受けてきた冒険者なんだけど。 |
| ■農夫A To:ナミキ |
| んぁ〜〜‥‥‥おぉ、そんちょーが言っとった「ボーケンシャ」っちゅ〜のは、ねーちゃん達のことかいな。 |
と、いきなりじろじろと皆を見ます。
| ■ナミキ To:農夫A |
|
そーよ。あたしたちが噂のボーケンシャ様よ。 |
無意味に胸を張るナミキに、
| ■アンリ To:ナミキ |
|
ナミキのお姉ちゃん、変〜!! そういうのをこっけい・・・かな? うんうん、そうだよね。そういうんだよ♪ |
| ■ナミキ To:アンリ |
|
……ナイス度胸、チビすけ。 その度胸に免じて今回は見逃してやるわ。 |
と言いつつも、しっかり大黒帳には正の字の二画目を書いていたり。
| ■エコー To:独り言 |
|
あ…あんまり見られると恥かしいですわ(*^^*ゞ それにしてもなんだか想像していたよりも随分とのどかですわねぇ。 |
| ■ランス To:エコー |
| っていうか、あんまり逼迫してる状況には見えへんなぁ・・・。 |
周囲を見ても、破滅的ダメージは受けてなさそうではある。
という事は。とりあえず報酬は大丈夫そうか?
| ■エコー To:ランス |
| 見たところ畑も荒れてはいなさそうですわ。 |
| ■フレイム To:ランス |
| 確かにな・・・だから依頼人も来なかったのかも知れん。 |
| ■農夫A To:ナミキ |
|
はるばる御苦労様なこっでのぉ‥‥ ‥‥にしても‥‥こぉ、”いめぇじ”しとった「ボーケンシャ」っちゅーのと、ちと、こぉ、なんというか、違うのぉ。 |
思っていたよりも、華奢で小さい‥‥と言いたいらしい。
ま、4人ハーフエルフだし。華奢はしかたがなかろう(^^;。
| ■アンリ To:農夫A |
| うんうん♪そうだろぉ〜♪ちっこいだろぉ〜♪ オレとナミキのお姉ちゃんは!! |
いや。グラスランナーのアンリは当然としても。フレイム以外皆こじんまりとまとまった集団である。
| ■ナミキ To:アンリ |
|
あんただけね。 あたしは「ちっこい」じゃなくて、「可憐」なの。 わかる? |
| ■アンリ To:ナミキ |
|
うに?ナミキのお姉ちゃんの本名は「カレン」っていうの? じゃ、ちっこいナミキのお姉ちゃんじゃなくてちっこいナミキって名前の偽名を使っているカレンという名のお姉ちゃんなんだね!! |
「無邪気」と「邪気」は紙一重。わざとか本気かも紙一重(笑)。
| ■ナミキ To:アンリ |
|
(アンリの耳元に口を近づけて) そうよ。あんただけに教えてあげるけどあたしの本名は「かれん」なの。 だから、これからあたしの名前をいうときは、瞳を輝かせながら、「お姉ちゃんはかれんだ……」 っていうように。わかった? |
ちょっとした勘違いを、違う方向へと導こうと試みるも‥‥
| ■アンリ To:ナミキ |
|
わかったよ!!ナミキっていう偽名を使っているカレンっていう名前のお姉ちゃん!! うわっ!!長い!!やっぱ、ナミキのお姉ちゃんでいいや♪ |
アンリが相手では、失敗してしまったようである。
| ■ナミキ To:アンリ |
| チッ、つまらん……。 |
| ■フレイム To:農夫A |
| まあ、見ると聞くとのギャップなどこんなものだろう。 |
| ■ナミキ To:農夫A |
|
あたしたちはビジュアル系ボーケンシャなのよ。わかる? わかんなくてもいいけど。 |
それって言い換えると「外見重視」って事ですか?(曲解)
| ■エコー To:農夫A |
|
ご安心下さい。大丈夫ですわ(^-^) わたくし達はガタイで、と言うよりも能力で仕事をするのですわ ……で、ご依頼の事ですけれど。。。 |
| ■農夫A To:ALL |
|
依頼については、そんちょーんとこいくのが一番だでの。 ほれ、あそこに見える(と指差す)一番でけぇ家がそんちょーの家だで‥‥そっちさ行って話聞くがえぇ。 |
| ■レイン To:農夫A |
| ありがと。 |
| ■ランス To:ALL |
| んじゃ、村長はんの家に行きましょか・・・。 |
農夫に礼をし、一行は村長の家を目指した。
‥‥‥コボルトをひきづり、ゴブリンどつきながら。
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