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SW-PBM #072 汎用ヒト型演劇人形 |
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同行者と仕事を新たに加え、銀の網亭を出るラヴィとヴィト。
5人と一匹の次の行動は――まだ決まっていない。
| ■ヤーン To:ラヴィ&ヴィトリス |
| まずは、えーと……? |
頼るような視線。
| ■ヴィトリス To:ヤーン&ALL |
| う〜ん……手掛かりないし… |
| ■ヤーン To:ヴィトリス |
| 何方かが拾ってくれているかも。 |
| ■ヴィトリス To:パスカル |
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お前、なんか感じるものは無いですか? この人達と同じにおいをどこからか感じるとか? ここでお前がいいとこを見せとくと、打上げの主役はお前のものですよ。 |
働けと言われたのを理解してか、パスカルが尻尾を振って動く。
| ■ラヴィ To:ヴィトリス |
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なるほど、この時の為に連れてきてたのね。 ヴィトったら用意周到じゃない^^ |
| ■ヴィトリス To:ラヴィ |
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いや…そういうわけでは……。 どちらかというと付いてきたといいますか…その…。 |
| ■メール To:パスカル |
| 犬……ね。 |
| ■スフィー To:パスカル |
| 犬た♪ |
楽しく戯れあうスフィー。
| ■ヤーン To:ラヴィ&ヴィトリス |
| そう言えば、人形探しの方は何か手掛かりあるんですか? |
| ■ラヴィ To:ヤーン |
| う〜ん、なんだかあやふやな情報ばかりでね・・・。 |
| ■ヴィトリス To:ヤーン |
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今のところ無いですね。 他の人が何かつかんでるといいんですけど…。 |
| ■スフィー To:パスカル |
| くすくったい♪ |
| ■メール To:パスカル |
| きゃ、そんな所舐めないで(汗) |
きゃあきゃあと。
| ■女性の悲鳴 |
| きゃあ〜。 |
騒がしい。
| ■ラヴィ To:パスカル |
| エ、エロ犬・・・・・ペットは飼い主に似るというけれど・・・。 |
じと目でヴィトを見たり。
| ■ヴィトリス To:ラヴィ |
| え…そんな…その…誤解ですよ。。 |
| ■ヴィトリス To:パスカル |
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お前のせいで在らぬ誤解を……。 ………。 ? なんか、悲鳴が混じったような? |
| ■ラヴィ To:ヴィトリス |
| え? |
離れた路上に、若い女性が座り込んでいた。
その傍から、ボロ布を纏った大柄な人影が走り去る。
| ■ヴィトリス To:ALL |
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なんでしょう? 行ってみましょう。 |
| ■ラヴィ To:ヴィトリス |
| ええ。 |
女性の元へと駆ける。
| ■通行人 |
| 白だったな。 |
| ■通行人 |
| ああ、白だった。 |
途中、そんな会話が耳に入った。
| ■ヴィトリス |
| (そっか、白だったんだ) |
実は何も分かってない。
| ■ラヴィ |
| (白?・・・まさかね・・・。) |
なにかいや〜な予感。
蜜柑色の服、そのスカートを両手で押さえて座り込む女性。
バン屋のお姫様、ロレッタ嬢である。
頬が紅く染まっている以外、異常は見られない。
| ■ロレッタ To:ALL |
| あ……。 |
| ■ヴィトリス To:ロレッタ |
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え〜と…… どうされました? 大丈夫ですか? |
| ■ロレッタ To:ヴィトリス |
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ぁ、はい。 ちょっと、スカートを……。 |
どうされたのかは、口篭もる。
| ■ラヴィ To:ロレッタ |
| ……捲くられたのね? |
ロレッタの傍にしゃがみこみ耳打ち。
こくり、と頷くロレッタ。
| ■ヤーン To:ラヴィ |
| 先輩、どうしましょう。新たな事件ですよ。 |
| ■ラヴィ To:ヤーン |
| 聞くまでもないわね……女の敵は討つべし! |
――フェリオ達が通りの角を曲がって現れる。
| ■フェリオ To:チーゼル |
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あ、ヴィトだろ、あれ。 おーい、ヴィ……。 |
周りの怪しげ(メイド服とか背中に羽根とか)な連中や血塗れのヴィトに気付く。
| ■フェリオ To:チーゼル |
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……人違いだった。 さ、銀の網亭に急ごう。 |
踵を返してスタスタスタ。
ちなみに銀の網亭とは全くチガウ方向へ。
| ■ヴィトリス To:フェリオ&ALL |
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ん?なんか誰かに呼ばれたような? て、あれはフェリオさんにチーゼルさん? あぁぁ、皆さん無視しないで下さいよ〜〜〜 |
| ■ラヴィ To:ヴィトリス |
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あら、ほんと。 こっちに気付いてないのかしら? |
| ■チーゼル To:フェリオ |
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んと… 気持ちは、わからないでも、ないですけど…。 ……入り口、向こうです。 |
| ■フェリオ To:チーゼル |
| …………いや、実は知ってたよ、うん。 |
またも踵を返して怪しい集団と対峙する(ぉ
| ■フェリオ To:ヴィトリス |
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やぁ、ヴィトじゃないか、気付かなかったよ(^-^ なんて言うか……ちょっと見ない間にみんな変わっちゃってるもんで、、。 特にルリィ(注:ヤーン)とフィア(注:スフィー)、それにラヴィ(注:パスカル[犬])が。 かなり変わったね、顔までまるで別人みたいだよ、何があったんだい? |
ちょっと錯乱状態。
| ■ヴィトリス To:フェリオ |
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? ああ、ご紹介しますね。 え〜と、こちらのルリィさんに見える? のが、ヤーンさんで。 フィアさんそっくり? なのがスフィーさんで。 そのお連れさんがメールさんで。 ラヴィさんそのものに見えるんですかね?? なのが、パスカルです。 フェリオさんこそ、ルリィさんと一緒だったのがそちらの可愛い女性に変わられてるのはどういうわけなんです? |
誰か紹介をし忘れた気がする(^^;
| ■ラヴィ To:フェリオ&ヴィトリス |
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……こら。 いつから私はエロ犬になったのよ。 ヴィトも素で答えなくていいから…(T-T) |
| ■フェリオ To:ラヴィ&ヴィトリス |
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やだなぁ冗談だよ。 頭で考えてた再会の図とはあまりにもギャップがあったから思考が混乱した、とも言うかな(´▽`) んで、この子はティニャ、訳あって連れて歩いてるんだ。 |
| ■ティニャ |
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ティニャはフェリオに助けて貰ったのら。 ルリィの代わりにお手伝いしてるのら(^-^ |
| ■ラヴィ To:ティニャ〜フェリオ |
| そう、よろしくねティニャ。 |
| ■フェリオ To:ラヴィ&ヴィトリス |
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そっちも……多分訳あってそれだけの人間を連れて歩いてるんだろうけどそこには触れんとく。 それよりもなんかあったのか? |
| ■ロレッタ To:ALL |
| あ、あの。もう大丈夫です。 |
立ち直ったロレッタが、立ち上がる。
──そのスカートに首を突っ込むパスカル。
| ■ラヴィ To:パスカル&ヴィトリス |
| ……。 |
冷たい視線を飼い主に。
| ■ヴィトリス To:ラヴィ |
| その……本当に……誤解……。 |
| ■ヴィトリス To:パスカル |
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……。 たのみますよ、ほんと……。 |
深くため息
| ■ヤーン To:フェリオ〜ラヴィ |
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あのですね。 ボロ布を纏った大柄な人が、この人(ロレッタ)を、その、襲ってたんです。 ですよね、先輩。 |
| ■ラヴィ To:ヤーン&ALL |
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そういうこと。よく状況が把握できてるわね。上出来よ^^ 犯人もそう遠くには行ってないだろうから、すぐに追いましょう。 情報交換はあとでね。 |
| ■ラヴィ To:スフィー&メール |
| あ…落し物探し、ちょっと後回しになっちゃうけど……許してね。 |
| ■メール To:ラヴィ |
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人数が多い方が早く見つかるかな? ね、スフィー。 |
隣に声を掛けるが、誰も居ない。
その時スフィーは、ティニャの所に飛んでいた。
何やら知った仲らしい。
| ■ヴィトリス To:フェリオ&チーゼル&ALL |
| そうですね。急げば追いつくかも知れないですね。え〜と、確かその人はフェリオさん達が来た方に逃げたんでしたっけ?見かけませんでした? |
| ■チーゼル To:ALL |
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あ…んと、そんな感じの…っていうか、やたらその目立つ人はちょっと見かけたけど…。 …でも、ちょうど…こっち方向に、来たみたいだったけど…なぁ…。 えと、だからまぁ、途中からはわからないけど。ある程度行って、適当な人にでも話聞いていけば…大丈夫だと、思う。 …で…んと、すぐ行くの?(^^; |
| ■ラヴィ To:チーゼル&ALL |
| 当然!逃がさないわよぉ〜。 |
なんか嬉しそう。
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