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「ごろつき登場」 |
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| オラン−ライク家の近所 |
リックの案内の元、ライク家の傍まで来ると、ライク家の方からなにやら大きな声が聞こえてきた。
| ■ どす黒い声 |
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おいおい、ライクさんよー。 借金の期限はもう切れているんだぜ。 とりあえず娘さんでも貰っていってやろうか? 利子が少しは減るだろうよ。 |
リックは助けに行きたそうだが、一行のほうを見ながら思いとどまっているようである。
| ■ バーン To:リック |
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…どうします? いきなり荒事をけしかけてその隙に逃がしても良いですが、あいつら同様借金取りを装って、話をなだめてみましょうか。 |
| ■ リック To:バーン |
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そうですね。 緒に行って助けてもらえるとありがたいです。 |
| ■ アップル To:リック&バーン&ALL |
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あの・・ここでみんなの顔を知られてしまうのって、マイナスだと思うんです。 だから・・・ごめんなさい、しばらくしたら戻りますね! |
| ■ バーン To:アップルリーフ |
| アップルさん!? |
| ■フェイス To:アップル |
| おお、速い…(^_^;) |
| ■エルシア To:アップル |
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ょっと待って、それで誰か欠けて助けにいかないといけないってなったら面倒よ どこか、様子を探れるところは無いかしら? |
| ■カヴァレス To:エルシア&All |
| 違ぇ無ぇ,嬢ちゃんに賛成だぜぇ・・・ |
隠れるのに都合の良さそうな場所を探った。
周りには家も何軒かあり、物陰には不自由しないみたいである。
これなら、何とか隠れることが出来るだろう。
| ■ バーン To:エルシア、リック、ALL |
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良い場所を見つけましたね。さすがエルシアさん。 さてと、リックさんは面が割れているかもしれませんからうちのメンバーの数人で行くのが良いでしょうね。 俺とあと1人か2人で行きましょうか。誰か立候補はいますか? |
| ■フェイス To:バーン |
| はいは〜い! 立候補しま〜す!! |
| ■カルソニック To:ALL |
| ・・・こーゆー場合は俺に任せときぃ。 |
| ■フェイス To:カルソニック |
| え? なになに? なにするの? カルソ〜。 |
| ■カルソニック To:フェイス |
| ・・そうだな、とりあえず血祭りだな。 |
| ■フェイス To:カルソニック |
| わあい、血祭りだ〜\(^∇^)/わっしょいわっしょい!! |
誰を血祭りにするのかは謎である。
| ■エルシア To:バーン |
| とりあえず、今3つ案があるんだけど…… |
そういって、小声で案を話す。
| ■ バーン To:エルシア |
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(エルシアに倣い小声で) 聞かせてもらえますか、エルシアさん。 |
| ■エルシア To:バーン、ALL |
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1つは、こちらも借金取りを装ってあいつらを一時的にでも追い払う。 一つは実力行使、この実力行使に選択肢は二つ。 私とカヴァレスで目立たず無力化するか全員で蹴散らすか。このどれかね。 |
| ■カヴァレス To:エルシア |
| 俺の稚拙な魔術じゃぁよぉ・・・クク, 必ず成功するたぁ限らねぇぜぇ? |
| ■ バーン To:エルシア |
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無力化は最後の手段で良いでしょう。 最初は俺、カルソさん、フェイスで行ってもぐりの借金取りを装い様子を窺う。 まだあいつらの仲間が中に入っていないようなら、「アノスへ逃げて行ったらしい」という噂を流す。その上で、「家財を差し押さえに来た」っていいながらフェイスに鍵を開けてもらう。もちろんこれは本当に開けるんじゃなく、逆に鍵を開けにくく細工をしてもらう。 あとは、捨て台詞でも残しながら立ち去ればあいつらもあきらめるんじゃないかな? もし、家の中に入っているようなら「こっちの負債を回収するのが先だ」と上手に説得してみよう。 どの場合も駄目になったらすぐに無力化に移ろう。 それじゃあ、行きますか。 |
| ■ エルシア To:バーン |
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フェイスはまずいわ……フェイスには悪いけど、はったりには向いていないと思う。見た目がね。 カヴァレスに行ってもらうのが、一番インパクトがあるんだけど、いざという時のバックアップを頼むべだと思うし 合図があれば、フェイスが裏手から矢で脅しをかけるっていうのも手だと思うけれど…… |
| ■カルソニック To:エルシア |
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そか? 逆に俺とバーンで行った方が取り立て屋としてはインパクトあると思うんやけど・・・。 魔法って一発で無力化する力があるけど見て取れる分かる物とちゃうしなぁ・・・ 属に言う『無言の圧力』って奴やな。 |
| ■ エルシア To:カルソニック |
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あら、カヴァレスの風貌としゃべり方は十分、インパクトあると思うわよ。 けど、魔法使える人に安全なところからバックアップしてもらえたら安心できるんじゃない? |
| ■フェイス To:エルシア、みんな |
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が〜ん。僕ってば、はったりには向いていないのか…。 マターリは得意なんだけど…へ(´ε`)〜♪ なんちて まあでも、エルシアのいうとおりかも(^_^;) |
| ■ バーン To:エルシア、カルソニック、フェイス |
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ふむ、なるほどね。 …それならこうしないか? 俺とカルソさんが借金取り。フェイスは野次馬に混じって、最悪の場合の直接的なフォローをするっていうので行こうか。 |
| ■フェイス To:バーン、みんな |
| おっけ♪ |
| ■ カヴァレス To:バーン |
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了解だぜぇ。クク,しっかり頼むぜぇ?リーダー殿よぉ。 脆弱な魔術師はよぉ,安全なところで見守らせてもらうぜぇ。 |
使い魔をバーンの肩に乗せながら,しれっといつものカヴァレス節。 現場の様子を見ることができ,しかも凄み(不気味さ?)アップ!
| ■ バーン To:カヴァレス |
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おわっ。これカヴァレスさんの使い魔だったんですか(^^;; 取り敢えず戦闘になりそうになったら肩から飛ばしてくださいね。 |
| ■ リック To:バーンandエルシア |
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じゃあ、自分はライクさんと親しいって知られている可能性があるので、エルシアさんと一緒に行かせて貰います。 その代わり、バーンさん、この首飾りを持っていってください。 そうすれば、バーンさんが自分の代理で助けに来たって分かってもらえると思うんで。 本当によろしく御願いします。 |
| ■ バーン To:リック |
| わかりました。お預かり致します。 |
リックは本当にすまなさそうな顔をしながらアップル、カヴァレスと一緒に隠れるための方向へと向かった。
そして、肩に烏を乗せたバーンと、カルソニック、フェイスは一行を助け出すためにライク家へと向かおうとしていた。そこにエルシアが顔を出す。
| ■ バーン To:カルソニック |
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カルソさん、前口上は頼みます。 俺は出来るだけ無口を装って殺気を放出しますので。 |
ちょっとだけ口元に微笑みを残しながらバーンはカルソニックに話かけた。
| ■カルソニック To:バーン |
| 分かった。できる限りガラ悪くすりゃえぇんやな。っと・・その前に盗賊かどうか確認したいんやけど、えぇかい? |
| ■エルシア To:カルソニック |
| それなら私も行った方が良さそうね |
| ■カルソニック To:エルシア |
| えぇけど、かなり汚い言葉使うから覚悟しーや。 |
エルシアの生まれを知らないので失言をかますカルソニック。
| ■ エルシア To:カルソニック |
| 良いわよ、よろしくね |
| ■ バーン To:エルシア、カルソニック、フェイス |
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…よし。じゃあ確認はカルソさんとエルシアさんでお願いします。フェイスは見えるところでフォローを頼む。 それじゃあ行きますか。 |
| ■ エルシア To:リック |
| 聞いておきたいことがあるんだけど、ライクって人、いつ頃借金したの? |
| ■ リック To:エルシア |
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大体一年ちょっとぐらい前でしょうか? 自分がオランにいなかったときのことなのでしっかりしたことは分からないですが……。 |
| ■ エルシア To:リック |
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一年くらい前ね、解ったわ。 こっちもそれくらいにしましょう |
さてさてこの後どうなることやら。。
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