| ”墜ちた都市”・外円部「歌姫の宮殿」近辺 |
たまたま野営地を通りかかった6人の冒険者達が去り、ふたたびこの場所にはガイら冒険者達とユリアだけが残された。
太陽はその残滓を残しているだけですでに西の地に沈み、たき火の灯かりと星明かり、それに満月だけが彼らを照らしていた。
| ■ガイ To:歌姫の宮殿探索組 |
| で・・・みんな、遺跡はどうだった?なんか変わったことはなかったか? |
| ■クラウディア To:ガイ&ALL |
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とりあえず、最初の部屋に入ってみたんだけれどね。 そこで見つけた物が…… アル先生、みんなに見せてやっておくれよ。 |
| ■ アルフレッド To:クラウディア&ALL |
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はいはい、これですね。 入ってすぐのとこに落ちてたんだけど、銀製のプレートに下位古代語で「魔法王に愛されし歌姫、満月の夜に当劇場にて公演」って書いてあるんだ。 どうやらここが歌姫の宮殿なのは間違い無いみたいだよ。 |
と、アルフレッドは懐からプレートを取り出して、ガイとジェスタに見せます。
| ■ガイ To:ALL |
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・・・下位古代語か〜??・・・。 読めねぇー! |
ガイは下位古代語が読めないらしいですね。
次期までに学院までジェスタと一緒に習いにいったら?(笑)
| ■ コリューン To:ガイ&ジェスタ |
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後は、瓦礫ばっかりだったよ〜★ ・・・でさ、気づいてると思うけど、今日がその満月の日なんだよね。 どうする? 今から行ってみる〜? |
| ■クラウディア To:ALL |
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危険かもしれないけれど……歌を聞くことができる可能性が高いなら、あたしは行ってみるべきかと思うね。 次の満月までおあずけなんてことになったら申し訳ないしさ。 遺跡の中は暗いから、昼も夜もあまり関係ないと思うよ。 |
実はクラウディアは自分が一番歌が聴きたかったりするらしい(^^;
というか、君たち依頼のことちゃん覚えてる?(/_;)
| ■ アルフレッド To:ALL |
| 俺達が議論するまでも無く行く事になると思うよ、依頼主があんなに行きたそうな顔してるんだから。(´ー`)r |
そう言ってアルフレッドはにやけた顔でユリア嬢の方を見る。
なんかやらしいぞぉ(^^;
| ■ユリア To:ALL |
| (//▽//) |
ユリアはそんな顔をしていたのかとちょっと照れる(笑)
| ■ジェスタ To:みんな |
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……う〜ん、満月が今夜なら行かなきゃね〜。。疲れてるけどしょうがないね。 ごはんはどうしよう?? |
とりあえず、簡単に用意された夕食の準備を見回すジェスタ。
| ■ガイ To:ALL |
| よ〜し!んじゃ、飯食ってから宮殿に行ってみっか! |
| ■クラウディア To:ジェスタ&ALL |
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腹が減ってはなんとやら……ともいうしね。 夕飯を食べる時間ぐらいあるだろう? |
| ■ガイ To:クラウディア |
| あるあるある!・・・みんな飯を食わねぇと力がでねぇぞ! |
ご飯の事になると相変わらず目の色が変わるねぇ>ガイ
| ■ アルフレッド To:ALL |
| まだ日が沈んだばっかりだし、開演時間はもう少し後じゃないかな。それに今日は久しぶりに客がいるんだから、歌姫も少しぐらいなら待ってくれるよ。 |
| ■ガイ To:ALL |
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そうだそうだ!ゆっくり食べようぜ! 今日は、ジェスタが腕に”より”をかけて作ってくれたしな! |
| ■ コリューン To:ALL |
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・・・ンじゃ、ぱぱっと食べちゃおう☆ 開演時間ぎりぎりに入場するのは、マナー違反だもんね♪ |
そうそう、遅れたら入れてもらえないかもしれないしね(笑)ということで野営地で夕食を食べはじめる冒険者達。
今回のシェフはジェスタである。
さてさて、お味の方はどうなのやら?
| ■クラウディア To:ジェスタ |
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おいしい!こんな短時間によくここまで作ったね〜。 あとでやりかた教えとくれよ。 |
| ■ジェスタ To:クラウディア |
| えへへへ♪ いいよ〜☆ |
そして、”大食らい”のガイはというと・・・・・・。
| ■ガイ |
| ムシャムシャ・・モグモグ・・ムシャムシャ・・・・・・。 |
・・・・一心不乱に食べているよ(苦笑)
どうやら、むちゃくちゃおいしいらしい。
まあ、そりゃ愛しき人の手料理だしね(笑)
| ■ コリューン To:ALL |
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・・・あのサ、私、前にレックスの近くの遺跡に潜った事があるって、話したよね? そこは古代王国の人達の遊戯場でサ、王国が滅んだ後もゴンタ君っていう犬が お客さんが来るのをずぅ〜っと待ってたんだよね。 歌姫も、誰かが来るのを待ってるのかな? そうだとしたら、誰を待ってるんだろう? やっぱりお客さんを待ってるのかな? それとも・・・魔法王から助けてくれる人を待ってる・・・・・なんてね〜★ |
自分でも英雄伝説の類に毒され過ぎだと思ったらしい。照れ隠しに遠くの方を見ている。
| ■クラウディア To:コリューン&ALL |
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満月の公演……行われなかったんだろうかね? 歌姫が今なお歌い続ける理由ね……。 |
| ■ジェスタ To:みんな |
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公演の前にレックスが崩壊したのかもね。。 お客様を待ってるんだろうね、きっと。それほど、想いが強かったのかも。 |
| ■ ユリア(筆談) To:ALL |
| 何百年も来ないかもしれないお客さんを待っているって、悲しいですね。 |
| ■ コリューン To:ユリア&ALL |
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そうだね。 ゴンタ君は誰かに命令されて、お客さんを待ってたみたい。 もしかしたら、歌姫も、誰かの命令を未だに守ってるのかも。 ・・・・・・とにかく、会ってみない事には分からないにゃ〜★ みんな、もう、食べ終わった? |
彼らは奇麗に物のなくなったお皿の類を片づけていく。
相変わらずユリアは見ているだけですが(^^;
| ■ アルフレッド To:コリューン&ALL |
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う〜ん、王国が滅んでから何百年も経ってるのにまだ効果が持続してるってのも凄いけど、ここまで来るともう「魔法」って言うよりも「呪い」だな。 そんなんじゃ歌姫もかわいそうだし、助けて上げないとね。 |
| ■クラウディア To:ALL |
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片づけは完了だよ! ………呪いなのか、未練なのか、自分の意志なのか……とりあえずは歌姫ご登場を期待して行くとしようかね。 |
| ■ガイ To:ALL |
| よ〜し、じゃあみんな行こうか! |
| ■ ユリア To:ALL |
| (^^) |
ユリアは力強く肯きます
| ■ジェスタ To:みんな |
| じゃあ、遺跡に入ろ〜。 |
ジェスタは遺跡に向かって、歩み始めた。
他の6人も彼女に着いていく。
| ■エレボス To: |
| さて、これからが大変だぞ。 |
そうだね、これからがエレボス抹殺計画の本番だしね(微笑)
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