オラン東門前広場 |
しばらくすると馬車の回りに今日の乗り合い馬車の客であろう人間がぱらぱらと集まり出してきた。
その他にも街の外に出るのであろう人間が広場には集まってきていて、門前の広場は段々と賑やかになってきた。
■ 御者 To:ALL |
パダ・エクスプレスをご利用の皆様! そろそろ出発の時間となりますので馬車の方にお乗り下さい〜。 |
■ジェスタ To:みんな |
出発だよ〜♪ 乗ろ〜☆ |
さっさと乗り込むジェスタ。気分はうきうき。(笑)
■ガイ To:みんな |
よ〜し、みんな、乗ろうぜー! |
■ 御者 To:ジェスタ&ALL |
はいはい、前の方から順に詰めてってくださいね〜。 |
■ジェスタ To:みんな |
えと、おやつは3ガメルまでだっけ?(違) バナナはおやつに含まれるのかなあ?(爆) |
お約束を忘れないジェスタだった。
しかしどっからおやつやバナナを調達してきたの?(笑)
■ガイ To:ジェスタ |
ジェスタ、バナナまで持ってきたのか!? ・・・俺にも、ちょっと分けてくれよな! |
■ジェスタ To:ガイ |
えと、一本しかないの。。後で半分こにしよ〜☆(^^) |
■ガイ To:ジェスタ |
おぅ、サンキュー!☆ |
さて、コリューンは馬車に乗り込むと、御者台にいる御者に話し掛ける。
■ コリューン To:御者 |
ねぇねぇ、パダに直行ってわけじゃないんでしょ? 途中にどれくらい、町や村に寄るの? |
■ 御者 To:コリューン |
そうだねぇ・・・昼にエルダていう宿場町に寄るくらいかな? 言ってくれれば別の宿場町でも休憩くらいはするけどね。 |
そうこうしてるうちにも駅馬車には冒険者達の他にも客が次々と乗り込んでいた。
彼らの他の客は老夫婦と思われる二人、明らかに冒険者と同業者と思われる4人、若いカップル連れと、堅気ではない雰囲気を醸し出している男性、そして賢者の学院の生徒であろうかローブを着た女性。
そして最後に御者。
この馬車には18人の人間が乗っていた。
■ アルフレッド To:独り言 |
ん、あんな女の子「学院」に居たかな?(・_・;)学院関係者の女の子だったら、俺が知らない訳無いんだけど・・・。(-_-;) |
なんだか凄い自信だね、アルフレッド君(笑)
■ アルフレッド To:ト書き |
まぁ、学院の女生徒自体少ないですから。(´▽`;)ゝ |
まあそう言うことにしておきましょう(笑)
■ アルフレッド To:独り言 |
ん〜、俺の記憶が正しければ、師匠の部屋で見た事が有る顔だな。 だから安全って訳じゃ無いけど・・・。(-_-;) |
■ コリューン(独り言) |
(随分、乗るんだなぁ。客層もバラバラだし。ま、怪しさではこっちも良い勝負だし、気にする事ないか♪) |
そうそう、相手から見たら君たちの方が勝ってるかもしれないしね(笑)
■クラウディア To:乗客&仲間達 |
よっこらせっと、はい、ごめんなさいよ。 ちょっと詰めてもらえませせんかね……あたしたち7人なものでね。ああ、ありがとさん(^^) おおぃ、これでみんな一緒に座れるよ〜! |
テントだ、鍋釜だ、食料だ…と自分の胴体と同じくらい大きな荷物をかかえたクラウディア。
おばちゃんパワーを発揮して、パーティ全体の席をすばやく確保。
むう、おばちゃんパワーおそるべし(笑)
まあ席にはすこし余裕があるのでいいですけどね(^^;
■ エレボス(独り言) |
とりあえず危険は無さそうだけど、一応は気をつけておかないとな |
そう、いつも気をつけておいたほうがいいですよ(微笑)
■ アルフレッド To:ユリア |
大丈夫ですか、俺に掴まってください。 |
先に馬車に乗ったアルフレッドが、ユリアに手を差し出す。
む、やるな(笑)
■ ユリア To:アルフレッド |
(^^) |
躊躇わずアルフレッドの手を借り、ユリアも何とか馬車に乗り込む。
■ アルフレッド To:独り言 |
用心するのに越した事は無いからな。 |
さり気にユリアの席を他の客から遠ざける様にして、自分はその隣りに座ります。
■ガイ To:乗客 |
みんなー、パダまでよろしくなー! 楽しく行こうぜ! |
誰にでも話しかける、気さくなガイらしいが、乗客の反応はどうかな?ということらしい。
そーいうのを試さないように(笑)
GMだって10人NPCの性格付けするの大変なんだから(ぉ
■ 老紳士 To:ガイ |
ああ、よろしくお願いするよ。 |
老夫婦はまるで孫でも見るかのようにガイに微笑んでいます。
カップルと冒険者達は苦笑しつつガイを見ています。
後の二人はガイのことをまるっきり無視です(笑)
■ガイ To:老紳士 |
おぅ、じいさん、よろしくな! (馬車の)揺れがひどかったら、いいなよ。 この俺が御者に言ってやっから! |
■老紳士 To:ガイ |
お気遣いありがとう(^^ でも私も妻も馬車には慣れているから平気だよ。 |
さて、出発前なのだがすでにお菓子を食べているのが一人・・・・
■ジェスタ To:みんな |
みんなも食べる〜? |
太るぞ、ジェスタ(笑)
■ガイ To:ジェスタ |
おお、ジェスタ、俺にもくれ〜! もう、腹すいちまった! |
朝ご飯たべてきたんじゃないのか!(笑)>ガイ
■ジェスタ To:ガイ |
はい、バナナね☆ |
ジェスタはバナナを半分に折って、ガイに手渡す。
■ガイ To:ジェスタ |
サンキュー、ジェスタ! (モグモグモグ)うめぇー! もう、ねぇか? |
やはり、ガイには足りなかったようだ・・・・・。
だがジェスタはひどく神妙な顔で口を開く。
■ジェスタ To:ガイ |
えと、ガイさんって、わたしの他にお友達はどのくらいいるの? |
どうやら、昨夜コリューンに言われた事が気になっているらしい。(笑) いきなり、そんなことをジェスタに聞かれて驚くガイ。
そりゃまあ気になる女性からそんなこと聞かれればねぇ(^^;;
■ガイ To:ジェスタ |
いきなりどうしたんだ、ジェスタ! 友達か?・・俺の友達といえば昔の”傭兵仲間”ぐらいのもんさ! ほんと・・・昔のな・・・・・。 |
というと、ガイにしては珍しく、少し”寂しげな目”で上を見上げる。
どうやら、思い出したくない”過去”があるらしい。
(ガイのキャラ設定「アイテム(思い出に品)」参照・・・・らしい(^^;)
■ジェスタ To:ガイ |
あ……… |
ガイの表情を見て、ジェスタはしゅんとしてしまう。
■ アルフレッド To:ジェスタ&ガイ |
まぁ、誰にでも「話したくない事」ってのは有るもんさ・・。 ガイの気持ちに整理が付いて、それが「話してもいい思いで」に変われば彼の方から話してくれるよ。 なぁ、ガイ? |
■ガイ To:アルフレッド&ジェスタ |
・・ありがとう、アルフレッド(^^) ・・”あのこと”は俺にとっちゃ、唯一、思い出したくない”過去”なんだ。 だから・・話せるようになるまで、もう少し待ってくれねぇか、ジェスタ? おめぇには、必ず話すからよ。 |
■ガイ To:ジェスタ |
それより・・・そろそろ、門が開くんじゃねぇか? |
■ジェスタ To:ガイ |
……そうだね☆(^^) |
ガイの言葉に答えたかどうかは分からないが、やがて兵士達の手によって東門が開けられる。
門の内にも外にも開門を待ちわびた人間がたくさんいたのだろう。
馬車のある広場もあっという間に人々の群でごった返してきた。
■ 御者 To:ALL |
さて、じゃあそろそろ出発しますよぉ。 |
■ガイ To:御者 |
オッケー! あんまり揺れんように頼むぜ! |
■ 御者 To:ガイ |
任せておいてください〜。 |
御者が手綱で軽く馬の背を打つと、馬車はゆっくりと前へと進み出した。
そして門を抜けた馬車は一路曙光と落日の街道をパダへと向かう。
■エレボス |
くぅ〜 _(--_)Zzz |
馬車の揺れに身を任せながら、お気に入り(?)のクッションを抱き夢の世界に……
というかいきなり寝るんかい!>エレボス
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