おやじに手渡された鍵を手に、個室へと向かうカナル。
　さて。他の面々はというと？

　と、片手で慌てて口元を拭うティトル。その仕草も微笑ましい。
　その後、ひょい♪と軽々お皿を持って、バティの後から部屋に行く。

　そんな仲良しさんな二人の後から階段をのぼるイスカ。
　その微笑ましい光景を見ながらふとリグに耳打ちする。

　くすっと。微かに笑みがこぼれる。

　耳打ちに答えるように、クスクスとリグも笑う。

　さて。
　一足先に部屋に着いたカナルは？

　と、不思議な依頼書についてぶつくさ文句を言っているようだ。

　丁度その場面に、ティトルとバティが部屋に入ってくる。
　タイミング的には微妙な線ではあるが、本当に悪口だけは聞き逃さない男だ。

　と、ひらひら〜と答える。

　過去の依頼を振り帰り、ふと元気のよかった娘を思い出す。

　聞きなれぬ名前に、クエスチョンマーク飛びまわるティトル。

　そう。夢織り人達の物語。
　詳しくはシナリオ＃１１参照の事♪

　バティ達の後をひょこひょこと付いてきたスレイ。
　面白そうな話題に、ぴこん♪と耳も反応中。

　ちょっと意味深な言葉と共に、耳も元気に動いているようだ。

　その言葉の響きに、ちょいと顔をしかめるバティ。

　ティトル。意味もなく感心したりして。
　まぁ、ティトルの事だから、変な解釈はしてないと思われる(笑)。

　と、ゆびきり約束？

　一段落ついて。またちょっとした疑問が生まれたり。

　と、村であったコトをちょいと反芻ちょっと照れ照れ♪
　いつもティトと共にあった背中のシャムシール君は、今はでっかいグレートアックスへと変貌していたりする。

　確かに。
　一発どかん☆と当たれば、バティなど吹き飛ぶぐらいの威力を持ちそうなアックスである。
　まぁ、持ち主がティトルである以上、上記のようなコトは起こり得るわきゃないのだが‥‥

　ひょい、と。気楽に手渡すティトル。
　さて、そのアックスを手にしたバティといえば、

　軽がると持ち上げたティトルから、受け取れなかったバティであった‥‥‥。

　と、アックスとティトルを見比べるスレイ。
　いつもながら凄まじい。

　同じくパーティーの主戦力たるリグ。
　ティヴァとティトルを変わりばんこに見ながら言う。

　と、ちょっと首をすくめるカナル。

　料理の注文と聞き、張り切って立候補するティトル。
　その目にはトリさんの文字がくっきりと♪

　ティトルがカナルに連れられ部屋を出たのを見計らってか。

　と、依頼経路を推理し始めるスレイ。

　そんな話しをしながらも。スレイが思い浮かべているのは、スキュラ（ゾンビ）に引きずり込まれるバティの図(笑)。
　‥‥ほれほれ。お人の悪い事♪

　スキュラに絡まれたバティよりも凄いとは!!
　‥‥はたしてスレイの想像は、いかなる方向へと進んでいるのだろうか‥‥(笑)
　また、こっちは、

　イスカもスレイと一緒になって、何か大変なことを想像しているらしい‥‥‥。うむ。想像って大事だよね！

　と、大きな勘違い留まり知らず。
　果たして、彼らの想像の中のカナルはどこまで膨らんでしまっているのだろうか？(笑)

　ティトルを従え階下へと移動するカナル。
　カウンターの中では、おやじが忙しそうに料理の準備をしているようだ。

　と、手際良く支度を進めています。

　珍しいトリさん。一体どんな味なんだろうか♪
　そんな思惑こめているやら、いないやら。
　ティトルは、おやじさんの調理してるところをわくわくしながら見ている。

　そんないつものティトルの反応を、ちらっと横目で見るカナル。

　カナルとティトルの目の前のカウンターに、冷風パスタやサラダ、人数分の飲み物が並べれていく。
　そして最後にほかほかと湯気をたてるトリさんが♪

　足取りも軽く、皿をもって部屋に行くティトル。
　もちろんその手には、珍しいトリさんの皿が♪

　おやじからの確認に答えたカナルは、そのままサクッと例の依頼書を手に取り。すたすたと個室へ向かう。