| 個室 |
久々にDW(ドリームウィーバー)のメンバーが銀の網亭にて集結しました。
早速個室に直行です。何のため?
再開祝いと言えば………やはり宴会でしょう♪早速リグは嬉しそうな顔をして入ってきました。
| ■リグ To:イスカ |
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こっちこっち(^^) 今日の主役はイスカ姉ちゃんなんだからここの席だよ。 |
| ■イスカ To:リグ |
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あ、ありがとう。でも、なんだか悪いな。 私はこっち側でいいよ。特別扱いはあまり好きじゃないしさ。 |
| ■カナル To:イスカ |
| いえいえ、今日はイスカ様ご帰還記念の宴ででございます故に……。 |
まじめな顔で言ってますが、カナルの目はにやけています(笑)
| ■イスカ To:カナル |
| 「イスカ様ご帰還記念」………ね。 |
イスカは前回家に帰ったとき、やはり「帰還記念」と称して行われた、盛大だが堅苦しいパーティと舞踏会のことを思い出し、複雑な表情を浮かべていました。
| ■イスカ To:カナル |
| ………やっぱり私はこの席でいいよ。 |
| ■カナル To:イスカ |
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じゃあ、リグはその隣りにな。 久しぶりに会ったんだ、いっぱい甘えとけ。 (イスカには悪いが、リグの世話は任せたぞ……) |
| ■リグ To:カナル&イスカ |
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うん! イスカ姉ちゃんがいなかった間に色々あったからね。 |
| ■イスカ To:リグ |
| どんな冒険をしてきたの? ぜひ詳しく聞かせて。 |
| ■スレイ To:イスカ |
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(カナル…自分が安全な場所にリグを配置しましたね……(^^;)) |
スレイもカナルの横に座って安全な場所を確保します。
| ■カナル |
| (スレイ、思考回路が俺に似てきたな……) |
| ■スレイ To:カナル |
| ん、何か言いました? |
| ■カナル To:スレイ |
| いや。気のせいだろ? |
| ■スレイ To:カナル、イスカ |
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気のせいですかね? ま、今日はとことん飲みましょう。覚悟してくださいね、イスカ(笑) |
| ■イスカ To:スレイ |
| こんな時間からとことん飲むの?相変わらずで、なんだか嬉しいな。 |
ティトルはドアを開けて大皿もって入ってきました。皿の上に乗っているのはやはり「トリ」です。
| ■ティトル To:おおる |
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じゃかじゃぁ〜ん! トリさんの追加でぇっす! |
皿をテーブルにおいて開いてるところ…もちろんリグの隣かに座りました。
他に空いてる場所がありませんから(苦笑)
| ■イスカ To:リグ |
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(借りていたお守りのペンダントを首からはずす) ところでリグ。はい、これ。返すよ。 これを首にかけてると、どこにいてもみんながそばにいるような気がして、寂しさが紛れた。ありがとう。でも、今はもう、本物の笑顔があるから、必要ないんだ。 |
| ■リグ To:イスカ |
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えへ、このお守りがイスカ姉ちゃんの力になれて良かった♪ それじゃぁ。(耳からイヤリングを大切そうにはずす) はい、預かってたイヤリング。 やっぱり、それはイスカ姉ちゃんのほうが似合うね。 わたしもそんなすてきなイヤリングが似合う女性になりたいな。 |
| ■イスカ To:リグ |
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ん、ありがとう。 でもリグには、そのペンダントがよく似合ってるよ。やっぱりリグにはリグなりの可愛さがあるからね。 |
| ■ カナル To:イスカ |
| 無事に戻って来た、我らがリーダーに乾杯だな。 |
と言うわけで、小規模な宴会はしばらく続きました。
| 銀の網亭(依頼掲示板前) |
久々の再開を祝しての宴会も終わり、一行は依頼書を確認するため、個室から降りてくるのでした。
| ■カナル To:おおる |
| 今回は、イスカの帰還記念に、派手な依頼でもこなしてみるか? |
と、依頼掲示板を眺めるカナル。
スレイも掲示板を見ながらお耳ピクピク。
| ■スレイ To:おおる |
| いいですね。ド派手にいきましょうっ♪ |
| ■リグ To:おおる |
| ど・ん・な・の・が・あ・る・の・か・な♪ |
| ■カナル To:おおる |
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……なにやら嫌な記憶を呼び覚ます名前があるぞ、おい。 オーガー退治だとよ。 |
| ■ジャン=バッティスタ To:カナル |
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なにやらいやな記憶だな、おい。 もっとも本当の敵は別にいたような気もするが(笑) |
| ■ カナル To:おおる |
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あの時のイスカの弓は凄かったな。 誰かさんも、役得だったろ? |
済ました顔で一言。
| ■スレイ To:カナル |
| 誰が…いや、どちらが役得だったんですかね?(笑) |
| ■カナル To:スレイ |
| さあ? 両方じゃないか? |
| ■ティトル To:カナル |
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両方って?カナルさんとイスカさん?? でもオーガー……う〜ん……。 あ、でもでも〜あのときより丈夫になったから今度は勝ちます〜(^-^) |
ティトルは相変わらず、よくわからない自信が満ちあふれているようです(笑)
| ■カナル To:ティト |
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何で俺とイスカなんだよ……まあ、そう言うことにしておくか。 ティトの剣には期待してるぞ。 俺達だって、前よりは強くなってるはずだしな。 オーガーの群でもない限り、何とかなるだろ。 |
スレイは軽くうなずきます。
| ■ジャン=バッティスタ To:ALL |
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まあ、あの時よりはみんな成長した筈だしな。 それにオレサマも新必殺技を会得したからな、ふふん |
大音響ララバイと言う、訳の分からないものを奏でるバティの新必殺技。
色々な意味で期待できそうです(笑)
| ■ ティトル To:バティ |
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新必殺技〜☆ バティさんバージョンアップなんですねぇ〜いいなぁ……(うっとり) |
| ■リグ To:おおる |
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わたしも、チャ=ザが前より身近に感じるようになった気がするなぁ。 それでバティ兄ちゃんの新必殺技ってなに? |
| ■カナル To:バティ、おおる |
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(……リグ、あの世が近くなったって事じゃないだろうな?) バティの必殺技か……今までみたいに俺達まで巻き込むような技じゃないことを祈ってるぞ。 |
| ■ジャン=バッティスタ To:カナル |
| 少なくとも誰かさんのように他人を巻き込むようなシロモノではないということだけいっておこう。 |
スレイは過去のバティの偉業(?)を思い出し、耳をピクピクさせてます。
| ■スレイ To:バティ、おおる |
| いやはや、凄かったですからね。 |
| ■ジャン=バッティスタ To:スレイ |
| ……なんのことかな? |
スレイの勇気ある一言を聞き、バティはストラトを引き寄せて凄みました。
| ■スレイ To:バティ |
| いえ………なんでもないです。あはははは………(汗 |
スレイは何故かシルフの入っている笛を握り締めました(笑)
| ■イスカ To:バティ、All |
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必殺技は見てのお楽しみ、かな? さてと、オーガーに襲われた村を救ったとあれば、我々DREAM WEAVERにもなかなかの箔がつくだろうね。親父さんに詳しい話を聞きにいってみようか? |
| ■ジャン=バッティスタ To:イスカ |
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そういうことさ。 必殺技ってのは、出し惜しみするものなのさ。 |
必殺技は見切られてしまえば、必殺技ではなくなりますが故に(GM談)
| ■ ティトル To:イスカ |
| はやぁ〜早く見てみたいですねぇ……ねっ(^-^) |
と、イスカを振りかえったりする。
| 銀の網亭(カウンター) |
いろいろありましたが、一行がオーガー退治を受けることに決めたところで、無駄話も落ち着きました。
早速カナルはおやじに話を聞きに行きました。
| ■カナル To:おやじ |
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おやじさん、あそこに掲示してあるオーガーを倒してくれって奴なんだが……。 話を聞かせてくれないか? |
| ■おやじ TO:カナル |
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おお、あの依頼を受けるのか? 依頼主もさぞや喜ぶことだろうよ。 で、何が聞きたいんだ? |
おやじはこの依頼について心配していました。
なぜなら、オーガー退治という内容にしては安い依頼料で受け手がなかなか現れなかったからです。
| ■ジャン=バッティスタ To:おやじ |
| んで、何匹倒せばいい? |
| ■おやじ TO:バティ |
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さぁ………? そこまでは知らないが、何十匹も出るくらいなら、村を捨てることになるだろうが、そうじゃない以上数匹程度じゃないか? 依頼を出す数日前に、森の中で化け物を見たって話しか聞いていないしな。 |
| ■ジャン=バッティスタ |
| ふぅん…… |
| ■ カナル To:おやじ |
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ラースとかって村は、遠いのかな? 行ったときには、手遅れで村は全滅、なんて話じゃ笑えないからな。 |
とりあえず、質問しているカナル本人も村について何か思い当たらないか知識判定………カナルの村に関する知識は以下のようなものです:
ラース村はオランを北に3日ほど行った森の近くにあります。人口は三桁に及ばないくらいで基本的には自給自足です。主に狩猟で村の収入を得ています。へんぴなところにある村なので、特徴は何もありません。宿屋もなく、一番大きい村長の家が宿になっています。今までにオーガーほどの危険な動物が出たという話はありません。
| ■おやじ TO:カナル |
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それほど遠くはないな。徒歩で三日くらいかな。 依頼を出しに来たヤツは馬でやって来たみたいだから、依頼が出されてから、大して経っていないだろう。 そいつはもう村に帰ったらしいけどな。 |
| ■ジャン=バッティスタ To:おやじ |
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はぁ、もう帰った!? んじゃ、依頼人との交渉はどうするんだよ? そのナントカ村まで行かなきゃだめってことかい? |
バティの懸念はもっともである。
| ■おやじ TO:バティ |
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まぁ、そう言うことだ。 基本的には自給自足の小さな村だからな。9000出すのでもかなりきついらしい。 値上げの交渉することもできないだろうな。ストレートに依頼書の条件を飲んでくれる人を捜しているらしいんだ。 まぁ、話は俺が簡単に聞いているから心配するな。 |
| ■ジャン=バッティスタ To:おやじ |
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あっそう。無駄足にならなきゃいいけどな。 んで、その依頼、食料の支給はされてんのかい? 村くんだりまで呼びつけるんだ。その往復分は出してもらわないとね |
| ■おやじ TO:バティ |
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食費は出すって書いてあるだろ?依頼書に。 そう言う諸経費くらいしか出せないんだろうな。 |
| ■ジャン=バッティスタ To:おやじ |
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あっ、そういうこと。 それじゃ早速、往復分パッキングしてくれる? |
| ■おやじ TO:バティ |
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ああ、分かった。 ちょっと待ってな……… |
往復分の食料を用意するため奥に引っ込むおやじ。
しばらく………とは言ってもかなり経ちましたが、山のように食料を持ち抱えて戻ってきました。
| ■おやじ TO:バティ |
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はいよ、じゃ、頑張れよ。 お前達にはオーガーを倒した実績があるから、大丈夫だろ。 |
| ■カナル To:おやじ |
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だといいがね。 無事に帰ってこられるよう祈っててくれよ。 それじゃ、その依頼人からの話って言うのを聞かせてくれないか? |
| ■イスカ To:おやじ、カナル |
| オーガーの一匹や二匹なら怖くない。前と同じようにやるだけさ。 |
| ■カナル To:おやじ |
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それにしても、村の奴らも良くそいつがオーガーだって分かったな。 確かに、それなりに有名な怪物だとは思うが……。 オーガーだという根拠は何かあるのかい? |
カナルの言うことももっともです。オーガーだと思いきや実はそうでなければ、パーティーにとっては死活問題にもなり得るわけですから。
| ■ジャン=バッティスタ To:おやじ |
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ああ、それは俺様も聞きたいと思ってた。 おやじに聞くより直接依頼人に聞いた方が話が早いかと思っていたけど まぁ、聞かないより聞いた方がなんかの足しになるかもしれないしな。 |
| ■おやじ To:カナル、バティ |
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ン〜………そこまでは聞かなかったなぁ………。 依頼人からの話ったって簡単なもんだって言ったろ。 村の狩人がいつものように、狩りをするために森に入って言ったら、化け物に出くわしたってんだ。 最初は単なる見間違いだろうと思っていたらしいけど、それから三日間立て続けに人が行方不明になったらしくてな。 で、第一発見者にその化け物の風体を聞いてみたところ、「2メートルを超える身長に筋骨隆々の赤銅色の体」ってな感じだったって訳だ。 村の村長がわりと博識な人らしくってな。その感じからして、オーガーだって分かったらしいな。 そう言うわけで依頼を出しに来た、って言っていたぞ。 |
| ■スレイ To:おやじ、おおる |
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「2メートルを超える身長に筋骨隆々の赤銅色の体」ですか…ブルブル。 やっぱりオーガーなんですかね? |
| ■カナル To:おやじ、おおる |
| ふむ……その話を聞く分には、オーガーで間違いないようだが……。 |
おやじの話を聞き、オーガー以外で上記の特徴を持つようなモンスターがいないかどうか、二人して必死で記憶の糸をほどいてみました………
しかし、二人の知識に該当するようなモンスターは、他には思い当たりませんでした。
| ■おやじ To:カナル、スレイ |
| 俺の知っている範囲でもオーガー以外に該当するようなモンスターはいないなぁ……… |
| ■イスカ To:All |
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やはり、行って話を聞いてみないことにはどうしようもないね。 そうと決まれば、何しろことは急を要する。さっそく出発しようか? |
| ■ジャン=バッティスタ To:イスカ |
| あっ、ちょっと待っててくれ。 |
バティはここまでの冒険で愛用していたリングメイル・アーマーをカウンターの上に乗せました。
| ■ジャン=バッティスタ To:おやじ |
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すまんが、こいつを俺様が帰ってくるまで預かっておいてくれ。 間違っても転売なんかすんなよ! |
| ■おやじ To:バティ |
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おう、分かった。 じゃ、頑張ってこいよ! |
| ■カナル To:おやじ |
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前金も、全て向こうの村に行ってからって事か……。 それじゃ、いつものように、こいつに酒をつめてくれよ。 |
と、水袋を差し出しました。
| ■おやじ To:カナル |
| おし、スピリッツだな。 |
DWも準備万端。いざ、オーガーが出現したと思われるラース村へ出発です。
ホントにオーガーなのかどうかは別問題である(笑)
| ラース村入り口 |
オランを北上して三日………一行はラース村に到着していました。
おやじに聞いたとおり、村は森に隣接していました。むしろ、森の端の方だけを切り開いて人が住めるようにしたと言った方が正しいかもしれません。ほとんど森の中にあると言っても過言ではないでしょう。村の入り口付近で畑仕事に従事していた村人は一行の姿を確認すると、一時仕事を中断して真っ直ぐ向かってきました。
| ■村人A To:一行 |
| あのぉ………あんたらがた、依頼を受けに来てくだすった冒険者の人だすか? |
| ■ジャン=バッティスタ To:村人A |
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いや、あんたの間違いだろう…… ところで村長の家はどこだ? |
とりあえず、嘘ではありません。まだ依頼を受けると決めたわけではないのですから。
しかし、その返事を聞いて村人はあからさまにガッカリしていました。
| ■村人A To:バティ |
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なぁんだ……… 村長の家なら村の真ん中にあるだ………勝手に行ってくんろ。 |
村人Aはまた畑仕事に戻っていきました。
| ■カナル To:村人A、おおる |
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ああ、そうさせてもらうよ。 それじゃ、行ってみるか。 |
| ■ティトル To:村人A |
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教えてくれてありがとうございました☆ お仕事頑張ってくださいねぇ〜 |
| ■イスカ |
| あの人・・ずいぶんとがっかりしていたね。なんだか気の毒になってきたな。 |
| ■ジャン=バッティスタ To:イスカ |
| なぁに、必要になればまた話を聞きにいくさ。 |
| ■スレイ To:おおる |
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今は内容を聞くほうが先決ですからね…。 下手に期待させてガッカリさせたら悪いですしね。 |
| ■ティトル To:おおる |
| 今度会うときはおじさんもニコニコですよぉ(^-^) |
| ■リグ To:ティトル |
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ティトル姉ちゃんの心は決まってるみたいだね。 わたしも決まってるけどね。 |
すっかり受ける気らしい(笑)と言うわけで、一行は村長の村に足を運ぶのでした。