山賊は同業者?
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オベロー村・宿屋 |
■宿の主人 To:ALL |
実は…ここ最近裏の山の方にいる山賊の被害に合ってましてね…。 本当ならオランにでも使いをやってなんとかしてもらいたいところなんだが、子供が人質に取られてましてね……。 ここのところよく金やら食料やらせびりにくるんですよ……。 |
■レンシオ To:主人 |
ほほぉ、なるほど。 人質を取られたとは大事ですな。 何はともあれ、できるだけ詳しい話をお願いできますか?山賊のアジトとかアジトの内部とか人質や山賊の数とか……… なんとかするにしてもしないにしても詳しい話が分からない限りどうしようもありませんから。 その上で可能そうなら依頼という形で引き受けさせてもらいましょう。 |
■ラウル To:主人 |
まあ、オレらでなんとかできることならできる限り協力させて貰うさ。 タチの悪ぃゴロツキどもにからまれてるのを黙って、見過ごすなんてできねえしな。 |
■シェル To:主人 |
子供を人質にとるなんて、ひどいことするなぁ。 |
■宿の主人 To:ALL |
それはありがたい。 ただ、私達も彼らが裏の山の方からくることくらいしか詳しいことはわからないのです。 山にはアジトにできるようなところは洞か、昔の遺跡後くらいしかありませんが……。 正確にどこにいるのかはわかりません。 村に物をせびりにくるのはもっぱら下っ端のような奴らが2〜3人ですが、始めに村に来た時には5〜6人はいる集団だったと思います。 |
■ミルマ |
5 〜 6 人…… 同業者だったりしてぇ(笑) |
■レンシオ To:ミルマ |
もし、そうだったら、洒落にならないような気がするんだけど……… |
■シェビィ To:ALL |
人質は…パルフィとベスよ。 二人とも一緒の日にいなくなっちゃったの。 あいつらも子供二人って言ってたから多分……。 お願い、二人を助けてあげてっ。 |
■ミルマ To:シェビィ |
人質って、シェビィの友達なんだ! それは心配だねぇ…… |
■シェル To:ALL |
それで、ルーイ君に頼もうと思ったんだ。 シェビィちゃんて優しいんだね。 5、6人かあ。ボクらと同じだね。 |
■レンシオ To:シェル |
子供に頼むようなことは普通しないと思うぞ(笑) 警告しようとしていたんじゃないかなぁ………。 |
■シェル To:ミルマ |
そういえば、この村と山の間あたりに遺跡があるって言ってたよね。 もしかしたら、そこがアジトなのかなあ? |
■ミルマ To:シェル |
あっ、ひょっとしてそうかも! すっかり枯れてるって話だから、アジトに使うにはもってこいだねぇ〜 |
■ミルマ To:宿の主人 |
そいつら、周期的に村に来るの?次はいつくらいに来るんだろ。 捕まえて吐かせるか、こっそりアト尾行けたりすれば、どこがアジトかもはっきりするね! |
■宿の主人 To:ALL |
きっちり周期的…とまでではないですが、大体4〜5日に一度はやってきます次は、明日、明後日くらいでしょう。 |
■レンシオ To:ミルマ |
人質を取られているときに迂闊な行動はできないんだなぁ……… せめてアジトの内部と相手の正確な数さえ分かれば何とかなるんだけど………。 とりあえず、そいつらがやってきたときに締め上げるのが一番正確かな………。 (ミルマに向き直って) |
同業者(シーフ)じゃないレンシオに、内部情報をどう答えようか一瞬悩むミルマ。
■ミルマ To:レンシオ |
え?そうねぇ……。うぅんと、えっと……。 もうちょっと大きい村になら、ツナげるとこはあるかもねっ |
と言いながら、イバーロンの方角をちらっと見たりして。
■レンシオ To:ミルマ、主人 |
そぉ?残念だなぁ………
あ、そうだ。その5,6人の特徴をできるだけ詳しく教えてもらえませんか? |
■宿の主人 To:ALL |
特徴ですか……そうですねぇ……。(悩) |
■シェビィ To:ALL |
…あなた達より数段、質が悪い感じ。 |
シェビィ、即答する。
■シェル To:シェビィ |
あ、そうなんだ。 それならなんとかなるかもね(^^;;) |
とは言え、「質が悪い」だけで判断できる事柄は少なく、結局主人とシェビィにいろいろ特徴についての詳細を聞くことになった。
相手は5〜6人で、冒険者のパーティーにありがちな構成にはなっているようだ。
■ミルマ To:ALL、ルーイ |
やっぱし来たヤツ捕まえてアジト吐かせるしかないんじゃない〜?明日かあさってに来るってゆうんだったら、それまで待たなくちゃだけどぉ。 イバーロンへの出発はソレ以降になっちゃうね。 ルーイ君にはそれまで待たせちゃうことになっちゃうけど…… |
と、ルーイを見る。
■ルーイ To:ミルマ |
ええ〜っ! ボクも一緒に行きますよぉっ。 |
■ミルマ To:ルーイ |
(目が点)………え、えっと、えっと…… それはちょっとかなりアブナイと思うのだけどぉ〜 |
■ルーイ To:ミルマ |
でも皆さんの今の依頼人はボクですからっ! 皆さんにはついていかなくっちゃっ |
いまいち意味不明くさい(笑)
■ノエル To:ルーイ |
依頼人だからこそ、こっちに残っていて欲しいんだけどな(^^; |
■レンシオ To:ルーイ |
でもね、君から依頼された内容は「護衛」なんだから、僕たちは君を危険な予定外の場所に近づける訳にはいかないんだよね。 もし本当に激しい戦闘になったら君を守りきれる自信はないんだけど、それでも大丈夫なの? |
■ルーイ To:ノエル&レンシオ&ALL |
ど、どうしても危険そうなら近くで隠れてますっ。 皆さんの迷惑にはならないようにしますから。 |
ちょっとびびってるようではあるけれど、やっぱり引く気はない模様(^^;
■ラウル To:ALL&ルーイ |
まあ、どうしてもって言うんなら、連れてってもいいんじゃねえか? (ルーイに向かって) ただ、その前に確認しときてーんだが、お前さんは生死に関わるような激しい「戦闘」ってヤツを、何度経験したことがある? 親父さんたちと一緒に居るときに、後ろで隠れてたってのでもかまわん。 ……いざ戦闘ってときに、腰抜かして動けなくなったんじゃあ敵わねぇからなぁ。 |
■ミルマ To:ルーイ |
サイショは誰だってそーなんだから、はずかしがることないのよぅ〜 |
■ルーイ To:ALL |
せ、戦闘は…まだ…そのっ、経験ないですけどっ…大丈夫です。 ボクだって男ですからっ!頑張りますっ。 |
■ラウル To:ルーイ |
……まあ、そうだな。そんだけ覚悟ができてるんなら、いいか。 |
ひょっとしたら、未来の大吟遊詩人ルーイ様に歌われる最初のサーガになれるかも?
■ノエル To:ミルマ、All |
下っ端が来たときに捕まえれば、その分相手の戦力も分散させられるわけだしね。 へたに動けないし、ミルマちゃんの案でいいんじゃないかしら。 |
■シェル To:ALL |
そだね。 山賊が村のどこにくるかわかれば、待ち伏せして捕まえられるよね。 (主人に向かって) あの〜、山賊が物をせびりにくるときって、村のどこに来るんですか? |
■宿の主人 To:シェル&ALL |
……この店の前の辺りですよ(^^; |
ちょっと面目なさそうである。この店にせびりにくるらしい。
■ノエル(心の中) |
この店の前って……宿泊してる人に見つかったりしなかったのかな? |
■ミルマ To:ラウル、ALL |
ミルマ、先に足跡調べておきたいな。ヤツらの来るルートとか、先にわかればこしたことないと思うの。 裏の山の足跡とか調べれば何かわかりそうだと思うんだけど、どうかしら?ラウルさんてば、山の中詳しそうだから明日の朝日の出といっしょに裏の山に行ってみない〜? |
■シェル To:ミルマ&ALL |
あ、それすごいいい考えかも。 足跡さがすならボクも行きたいな。 …あ、でもあんまりばらばらになったらまずいかなあ? |
■ミルマ To:シェル |
そんなに時間かけるつもりないから、ヤツらが来る前に戻れるとは思うんだけど〜 |
■レンシオ To:シェル |
危険がない程度にチェックするだけなら大丈夫だとは思うけどねぇ。 どうせ、あとでやることだし。 |
■ラウル To:ミルマ&ALL |
……そだな。実際にヤツらに会う前に、調べられることは調べといたほうがいいな。 んじゃ、明日の朝、軽く調べてみっか。 |
■ミルマ To:宿の主人 |
うん。じゃ、シェル君とラウルさんとミルマで行こう。 あ、おじさん。村の人も裏の山に入ったりするのかなぁ? あと、ヤツらが村に来る時間っていつくらい? |
■レンシオ To:主人 |
そいつらは斥候部隊を村に送り込んで、何人かが村の外で隠れて待機するようなことはしませんか? |
■宿の主人 To:ミルマ&レンシオ&ALL |
裏の山には薬草やら山菜を取りにいってはいましたがね、奴らが出るようになってからはぱったり誰も入ってませんね。 ヤツらは大体皆が仕事に出かける前にくるんですよ、朝食の後。 斥候部隊?なにしろ奴らがくるのを迎え撃とうなんてことしたこともないんで、奴らがくるときに村の外がどうなってるかまでは……。 人質がかかってるんでね、無茶はできないんですよ。 |
■ミルマ To:ALL |
ヤツら以外誰も入らないなら、結果は期待が持てそうなのね〜 朝早く行って、朝ご飯前には戻ってこようね、みんなぁ。ミルマ、朝ご飯食べないと力出ないの〜 (^^; |
■レンシオ To:主人 |
まぁ、大体分かりました。とにかく今の時点では解決できるかどうかは分かりませんが、最善を尽くしてみましょう。 とりあえずこれは前金無しの依頼………そう言う形にさせてもらってよろしいですか? |
■宿の主人 To:レンシオ&ALL |
……はぁ……。 ただ……ここまででお分かりかもしれませんが…村にはもうほとんど金目のものはありません……。 人質を取り返して頂けたとしても、村から新たにお支払いできる物はたかが知れてますが……。 |
かなり申し訳なさそうな宿の主人。
■ノエル To:主人 |
たかが知れているというといかほどに? 一人100ガメルならなんとかなります? |
レンシオ、心でこう叫ぶ。ぐはぁっ、首を突っ込んだのは俺達の方だったか。
■レンシオ To:主人 |
………………(´〜`) はっはっはっはっは(空笑い) まぁ、その辺はあまり気にしなくて良いですよ。 では、ぼちぼち我々は部屋に戻って対策でも練りますので……… |
と引きつった笑いを浮べながら退散。
■ノエル To:主人 |
まぁ、こういう状況ですしあまり無理は言えませんものね。 そのかわりといってはなんですけど、残されている金品があれば頂いてもかまわないでしょうか。 これも、山賊たちにすべて喰い尽くされてなにも残っていないかもしれませんけどね。 |
■宿の主人 To:ノエル&ALL |
ああ、それで引きうけていただけるならおそらく村人も賛成してくれることと思います。 奴らに持っていかれた分はもうあきらめもついてますから。 |
■ノエル To:主人 |
そうそう、今回の件がうまくいったら、帰りに来たときはみんな一番いい部屋に泊めてくださいね(^^)b |
ノエルも続けて退散。
■シェビィ To:ノエル&ALL |
そんなの当然よっ、任しておいてっ! |
ノエル、階段からひょいっと首を出してちゃっかりおまけの一言。
■ノエル To:シェビィ&主人&客としてきている村人のみなさん |
あと、山賊退治に取り組んでいる間の宿代と食事代もね。 それと……打ち合わせの結果ではみなさんにも多少協力して頂くことになるかもしれません。そのときは夜のうちか明日の日が出るかでないかの時間にお願いに行きますのでよろしくお願いしますね。 |
村人はちょっとびびってる…が、それなりに覚悟は決めてる感じはする。
■ラウル To:主人 |
……ええと、それと悪いんだが、明日の朝までにいくつか用意しといて欲しいものがあるんだが…… |
主人に耳打ちして用意して欲しいものを伝えるラウル。ネットと、ロープと、小麦粉の袋と、あと使い古しのシーツ。
■宿の主人 To:ノエル&ALL |
…はい、はい……。 わかりました朝までにテーブルの方に用意しておきましょう。 |
■ラウル To:主人 |
せっかく用意して貰っても無駄になるかもしんねぇが、準備だけは万全にしておきてぇからな。 ああ、あと、寝酒にワインを一本頼む(笑) |
ラウルはワインを受け取った後、部屋に戻った。
この後、一行は部屋の方で明日から行う山賊退治作戦を練るのであった。