この扉を開けるには？
| 館 ホール |
冒険者達が近づくと、扉は突然何の前触れもなく開いた。
中は薄暗くよく見えない。が、しかし、リムリィが心配するようなことはなく、どうやらホールのようになっているらしい。
| ■ ザック To:ALL |
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ほーなんもしないで扉開くなんてなかなか優しい作りになってんじゃねえか とりあえず明かりで中照らしてみよーぜ |
ザックは背負い袋からランタンを取りだし中に火をともす
| ■ ザック To:ALL |
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魔法だけじゃちと不安だからな アナログな光もつかっておこうぜ ほらちー公前にでな |
チーゼルを壁にしながら明かりを照らすザック……。しかし、そのザックの声に反応したかのように、ホールにうっすらと明かりが灯った。
ゆらゆらと揺らめく蝋燭の頼りない光が照らし出したのは、幅15m、奥行き9mほどの吹き抜けの空間だった。
深紅の絨毯が引かれたホールには、サイドボードやソファ等が置かれていた。
部屋の左右両壁に一つずつと、奧の壁の左右に一つずつ、計４つの扉。
そして、両側から部屋を包み込むようにのびる二階への階段があった。その階段の先には、一際重厚な両開きの扉が見えた。
| ■ ザック To:ALL |
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ちっ （ふっと息を吹きかけ明かりを消す） まったく親切な館だぜ。罠の臭いがプンプンするな ほーらどっちいくか？ |
| ■ カヴァレス To:ザック |
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小さな親切何とやらってなぁ。 罠ねぇ・・・・。 ここは義賊殿の腕を信用するしか無ぇんだ，頼んだぜぇ？クックック・・・ |
| ■ コリューン To：ALL |
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その前に、オバケさんがいるかどうか見てみるにゃ〜 =＾^-^＾= (うにゃ〜、ちょっとクドイかにゃ〜★でもここって怪し過ぎるんだにゃん =＾-_-＾=) |
| ■ カヴァレス To:コリューン |
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クク，まぁ用心するに越した事ぁ無ぇさぁ。 |
コリューンが目を凝らすと、オバケ(精霊)さんが見えてきた。
……家の中だから、土オバケも風オバケもいない。小さな蝋燭の明かりじゃ、火オバケもいない。水もないから水オバケもいない。
…………光と闇、精神のオバケ……あ、あとは、家のオバケがいるな。
屋鳴りとか(嘘)
| ■ コリューン To：ALL |
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うみゅ〜・・・きらりんに真っ黒クロ助に意地悪爺さんにあとは・・ 普通のお家とあんまし変わんないにゃ〜★ ここ、ホントにただのお家なのかにゃ〜？ 変にゃのに〜 =＾>o<＾=!! |
オバケさんを見た事で、かえって混乱したようだ(^^;;
| ■ ザック To:コリューン |
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まったく。もうちっとマシな動きしろよ・・・・ さーて扉に向かう前にちっとこのホールをざっとしらべてみるかな |
ザックはため息をつくとソファやサイドボード等を調べ(漁り)始めた。
| ■ コリューン To:ザック |
| ふ〜っ =＾-m-＾= |
ザックの物言いが気に入らなかったようだが、でも、反論もできない。
仕方がないので威嚇する。
| ■ ザック To:ALL |
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ろくなもんねえなあ・・・・ とりあえずこのホールにゃあ怪しいとこはねえな扉も安全だ さーて上行くか？それともこの扉いくか？ |
調べても、めぼしい物はなかったらしい。
| ■ リムリィ To:ザック |
| こんなものを作っておいて何もないってことはないでしょうし、一応上に上がりませんか? |
| ■ ザック To:リムリィ |
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まあ、そりゃそうだな とりあえず上から潰してみるか なんもなかったらべつの通路いきゃいいことだしな |
| ■ カヴァレス To：ザック |
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「お客さん」が来る前にゃぁカタぁ付けてぇ，とっとと行くぜぇ。 |
「お客さん＝この館の主＝敵？」らしいのだが、どう考えても客は君らの方じゃないか？
| 館 階段上 |
階段を上ると、巨大な扉が目の前に現れた。
どうやら、鍵が掛かっているらしい。
| ■ ザック To:ALL |
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鍵かかってるか・・・ ちっとあけてみっかな |
ザックが扉を調べると、どうやら鍵は機械的な物ではないらしい。
扉の中央部に、掌大の窪みがあり、どうやら何かをはめ込むような形になっているようだ。
| ■ ザック To:ALL |
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む・・・とりあえずなんかぶちこまなきゃいけないようだな・・・・ |
| ■ コリューン To:ALL |
| これかにゃ〜 =＾?_?＾=?? |
コリューンは窪みに食べ掛けのビスケットをはめ込んでみた。
| ■ ザック To:コリューン |
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あほう。んなもんさしてどうにかなるんならおれらの出る幕はねえよ つーかどうやら俺達は最後に来るべき道をえらんだようだな・・・・ あのプレートに宝珠がなんたらってかいてあっただろ 他の道で宝珠探してここにぶちこめばいいんじゃねえか？ そうなるとこの館にはしばらく用はねえなぁ |
| ■ リムリィ To:ALL |
| じゃ、とりあえず一階に戻って別の扉開けてみましょうよ。 |
| ■ ザック Toリムリィ |
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そうだな 1Fの扉は一応調べて罠と鍵はねえことは確定してっからな 中になんかいたときのことを想定してチー公とラウルにあけさせて つっこませればいいだろ？ |
取り敢えず二階の扉を諦めると、物騒なことを言いつつ一階へ降りていった。